新年のごあいさつ。
皆さま、おそくなりますのは毎年のことではございますが、
新年、あけましておめでとうございます。
昨年は大きな災害もありまして、とても大変な一年でした。
とにもかくにも新しきこの年が、着実に誠実に、少しずつでも穏やかな方へと向かう足固めの一年となりますよう、まずは年頭におきまして、心よりお祈り申し上げます。
さて、新しい年を皆さまはどんな一年にしよう、なんて考えていらっしゃいますか。
わたくし今年はですね。なんといいますか、全体的にノープランなんですの。
良くも悪くも気負い無し、といいますか。
それというのも実はですね。
人生半ばも過ぎたところで我が半生を振り返れば、あたくしったら何事も人並みにですら努力した覚えもなく、何か自分自身の力でコレを手にした、という実感ひとつもなく、そんなあたくしの半生、何の根拠もないじゃない?!ということにいまさら気づいたりいたしまして。
だからってここで一念発起、という方にも行かず。
四十も幾つか過ぎてやっと、自分がまことに大したこと無い人物だと、やっと認められるようになるなんざ、切ないっすなあ、なんて、自分の無根拠ぶりにすっくり納得しちゃったといいますか。
ではいままで。
あたしゃなにを根拠として40年も図々しく生きてきたのでしょっかね。
おそらく、毎日のちょっとしたことなど、
なるべくなら誰の前でもご機嫌でいるとか、小学生の列の前では遅刻寸前でも信号無視しないとか、※公共の乗り物の中ではボリボリとものを食べない、化粧しない、大声出さない、酒飲まない、屁をこかない、などなど、そーいうなんでもないことをなるだけ誠実にやってきた、だけだったりするんじゃないのか?ということにやっと気がつきましたよ。
「気づき」としては、遅れすぎてますが、それだけでもまあ、いいじゃないか、と。
まあそんなこんなで、自分のダメさ加減を受け入れ心穏やかに年明けまして。
先ず何を始めたかといいますと、震災後にしばし読書拒否状態に陥ったために積読状態だった書物をぼちぼち片付け始めました。
そうしましたらですね、
「アリアドネからの糸」中井久夫:著(みすず書房)
という御本の中に、年始早々わたしの心にジャストフィット、「わーお!!」という感嘆とともに納得の嘆息が出るよな一節がありましたのよ。
「私が自分と折り合いをつけられる尺度は私が他者と折り合いをつけられる、その程度である」(もちろん、引用)
この観点で自分や他人を観ると、驚くほど的を得ていると思いませんか?
ちょっとご自身を、そして貴方が気になるあの人のあんなやらこんなやら、(まあ、恋するだれかさんのことより、いわゆる「めんどくさいヤツ」を思い浮かべるとよりおもろい)をこの一節に当て嵌めて思い巡らせてみてはいかがでしょう。
というわけで。(いきなりしめたな。)
今年はノープランなりにも慌てず誠実に。
目前のことをじっくりとやっていきとうございます。
そしてガイチさんには、積年の恋心をがっつり取り戻させてくださるような、「DREAM FOREVER」的なお仕事を、是非今年も観たい、あーいう楽しい作品にでしたら、なんべん出られてもまったくかましまへんのですよ、と、そうお伝えしたいです。
お美しいったらありゃしなかったですねえ……(ため息)
とはいえ、あたくし、とっても欲張りなので、「DREAM FOREVER」的な中に「女装」があるともっと嬉しいです。ええ、「女優」じゃなくて「女装」です。それはガイチさんにお願いするところじゃないですか。そうですか。
酒井先生にでもお願いしてみようかしら。
ご迷惑だからそこまでのことはしない、くらいは自分と折り合いをつけておりますので、どうぞ皆さまご心配なきよう。
何はともあれ、ここで私が新年から戯言を申し上げられますのも、ガイチさんはもちろん、HPをご覧になってくださる皆さまあってのことと、今年も年頭に心よりの感謝申し上げますとともに、今年もぼちぼちのペースで活動いたしますので、どうぞお見限りなきよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
※新幹線、飛行機など長距離移動の乗り物の中では、飲み食いに限り、いたします。(トイレ洗面設備があればまあ、化粧もすれば屁もこくか。)





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