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2009年7月

2009年7月26日 (日)

ソロモンの指輪?

「ソロモンの指輪」の印象的なオープニング、それはまさに天体の生み出す奇跡の光景、
日食のダイヤモンドリングでございましたが。

水曜日に日食をごらんになられた方はいらっしゃいましたか?
私は曇りがちな空の下、これまたどんよりした配色の都内のオフィースビルの中にいたものですから、その気配すらも感じられないまま、ランチタイムになってしまったのでございます。

さて、ランチタイム、階下へ向かうエレベーターの中で私は世にも恐ろしい会話を耳にしてしまいました。

「日食ってさ~、もう終わっちゃったの?」

「え~、日食って夜じゃないの?暗くなってるしい」

「あー、日食って夜なの~~」

「え、そうなんじゃないの~?!」

無知というのもここまで来ると、はづかしいを通り越して、たまたまそのエレベーターに乗り合わせた周囲の人々にある種の恐怖を与えます。

……だいじょうぶなのか???いろいろいろいろいろいろ……。

しかもこれ、いかにも若い子の会話なら失笑こそすれ、恐怖するには及びませんが、恐ろしいことには、同世代(アラフォーしかも顔見知り)女子3人組が交わしていた会話なんですよ……。
つらい、つらすぎるなあ~。おそらく同世代の貴女達よ……。
日食のカラクリって小学校くらいで習ったような。
忘れていたとしても、ここのところニュースでもさんざんやっていたし。
というか、冷静に考えて、夜、「日食」が観測出来るワケ無いわけで。
そもそも、それでは夜が訪れるカラクリ自体も否定されませんか?

いやあ~、天動説って、21世紀でもばっちり健在ですね!!!
ある意味、女子力も天晴れ???
(いや、これってまさにジャパニーズ女子力の為せる業だと思います。)

私は帰宅してからNHKの動画を見て、あのどこか禍々しいゆえに幻惑的で美しい色彩の変化と、静寂の中から忽然と現れるダイヤモンドリングの神々しさを堪能致しました。
小さい映像で見ても素晴らしい光景で……。
次に日本で見られるのは26年後かあ~~。その時には是非、肉眼でダイヤモンドリングを観てみたいものだと思います。

うん。どんな世の中になっていようと、星はきっとめぐっているのでしょうから。

と、いうわけで。月2の更新はがんばれたけれども、また別の「ソロモンの指輪」のお話になってしまいました~。

また来月お会いいたしましょう!
(ちゃんとソロモン映画の感想も交えて?!)

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2009年7月 5日 (日)

せめて「月2」はがんばりたい……。

7月のトップページの更新に合わせて、左側に貼っている広告を模様替えしてみました。
これからは毎月CD一枚、本一冊でしばらく行ってみようかと。(つ……続けられるのか?!)

でもって、勧めておいて何も書かないのはあんまりなので、こちらでご紹介。
先ず、SHEENA RINGO嬢の「三文ゴシップ」。
なんと六年ぶりのソロ名義のアルバムなのですが、今回、ポップスしか聴かない人の耳にもそこそこ易しい体で仕上がっておりますので、皆さまにもお勧めしてみました。
そもそもこの人の作るメロディはどれも甘美で不穏でユニークで、生のままのそれだけでも素晴らしいのですが、今回その世界観を固める上で恐れ入るほどに「適材適曲」なアーティストとコラボして見せたのが最大の聴きどころです。
こちらをご覧の皆さんにワタクシがオススメなのはやっぱり6曲目の「都合のいい身体」でしょうか。煌びやかなミュージカル風の一曲。
豪奢を極めたオーケストラアレンジの曲に乗っている歌詞が、非道く小市民的なのもこの方ならでは。それが決してミスマッチでもなく、これが芝居の中の一風景だったらむしろ相当に面白い。とはいえ、実際にはこんな盛り盛りの曲がミュージカルの中にあったら、おそらく楽曲に戯曲が負けるので、使えそうも無いんですけれどね。ですからあくまでも「ミュージカル風」。
個人的には9曲目の「マヤカシ優男」の小技の効いた緻密なカッコ良さ、12曲目の「凡才肌」のとても彼女らしい暗鬱な世界とcoba氏のアコーディオンの見事な融合が好きです。ボーナストラックの「丸の内サディスティック EXPO Ver.」の今回のアレンジも、思わずデレデレするくらいイカしてます。
ちなみにこの人の場合はいつもそうですが、アルバムそのものがキッチリ計算された配置で演出されているのも意識して、楽曲と構成、双方の妙を感じて頂けると尚よろしいかと。

次にオススメした「妖怪・妖精譚」小泉八雲・池田雅之 編訳
こちらはちょっと幻想的なものを読みたい気分になり、先日購入致しましたものです。
冒頭の数ページをパラパラと括っただけで池田氏の訳文の美しさにすっかり魅了されてしまい、文庫本としてはちょっとお高めの1300円にも関わらず即買いしてしまいました。八雲と言えば有名な怪談話の収録はもちろん、世界の伝記をベースにしたさまざまな興味深い掌編も収録されており、何とも言えず異界感の味わえる一冊となっております。
蒸し暑い梅雨の夜、極彩色の愛の伝説に幻惑されるのも良し、怨念渦巻く幽霊譚に時ならぬ冷気を感じるもよし、古き時代の人の義に少し背筋を伸ばすのもまた良し。古今東西の物語をぎゅっと凝縮して楽しめる贅沢な一冊ではないかと思います。

いえ、本当は今回、「タカラヅカレビューシネマ」として甦った「ソロモンの指輪」の感想を書こうと思ったのですけど、それについてはじっくり次回送りにするとしまして、今日はライトにこのあたりで。頑張って7月にもう一回日記を書くぞー!!

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