宝塚

2009年6月 7日 (日)

ベストは治安の悪い荒野の一軒屋?

今日は月エリザの一般発売だったので、チケット●あのお店にならびに行きました。
なんでそんなことをしたのかと言うと、それはどーしてもエリザが観たかった、などというワケではなく、最近タカラヅカに興味を持ったお友達に、
「エリザベートくらい見せてあげたいわ~」的な軽いノリで。
「別に9時くらいでいっかー」くらいのノリで。
モチロン友会の入力なんてのもスッパリ忘れていたから一般発売でいいや~、ほどの、ほんのりしたノリで。

そんなナメた態度のアタクシ、もちろん、一瞬にして打ちのめされましたの。
目的の店舗についたとたん、目にしたのは、徹夜明けと思しき灰色の人、人、人。
あ、ヤベーところに紛れ混んじゃったなーとか、己のことはさておき一瞬、本気ビビってしまいましたの。
ウン十人の灰色の夜明けな先客が居たのに、アタクシったら、そのままおめおめと10時まで並んでみてしまいました。
携帯片手に「ぴ●」のサイトにもアクセスしながらですけども。

……もうね、そら10分で店舗も携帯サイトもカス券まで完売ッス。

いやね、今度のキャスティング、なんというか正直、ビミョーに地味に迷走気味だし、ヅカファンの皆さんもいーかげんにエリザは食傷だとまったく個人的な感想を持っていたものですから、エリザって未だにそんな需要あったんだー、とかちょっと驚いたり致しまして。(←シツレイ、シツレイ、モーレツに各方面にシツレイ!!)

で、簡単に玉砕して帰る道すがら、緑さまが現役の折に「ぴ●一般発売」に並んだ時のあんな日やこんな日をよく思い返してみたのです。
「並ぶなら、最悪でも三着に入れないなら潔く退く」くらいの覚悟で挑んでたもんだったよなー、と。
しかもあの頃に比べていつの間にやら「●あ」の店舗数自体が減ってることもあり、混んでるのは百も承知な店に行かざるを得なかった、という背景もちょっとだけあり。
しかし、それでも一応何店舗かチョイス出来る余地もあったので、あからさまな店舗チョイスミスもあったよな、と。

徹夜に適した立地の店舗におめおめと行ってしまったの。シマッターーー!!!

駅チカ、屋根アリ、トイレ近く、という場所はゼッタイにダメなんだってのに。
荒野の一軒屋、もしくは著しく治安が悪く、トイレ無し屋根無し、最悪なら無灯、の場所を狙うべきであったのに。

それ、思い出すのが遅いねーん。

実は昨夜、検索してみた中には後者の条件に当てはまりそうな店舗もあるにはあったのです。
でも、そんな悪条件の店舗は結局、アタクシも朝でも行くのはイヤなの。
そもそもが不退転の覚悟など持たぬ軽いノリだし、ついつい楽そうな方を選んでしまいましたとさ。

しかし、一般発売の日に、結構なご年配の方も重装備で長時間並んでおられたりするのは昔も今も変わらぬ光景だったりしますが、私がそのくらいの年配になる頃にはなんというか身体もあちこち痛くなってるかもしれないですし、今のうちに極めて狡猾に立ち回ってですね、左団扇でチケットが振って来るような真っ黒い暮らしをしたいものなんですけど、正直に生きないとバチが当たるような気がしてならぬ小心者のアタクシとしては、やはり結局、いいご年配になっても重装備で若いもんには負けじ、と店舗前の路上でぶいぶい言わしてそうな気もするんですの。

尤もその頃にも店頭発売ってものがあればの話です。
このままのスピードで行くとあと20年もすればすべてがオンライン化されている、かも知れないな、などとも思う今日この頃でございます。

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2008年7月25日 (金)

おいらは気楽な若者だった。

おととい、23日の朝日新聞の記事にこんなんがあってびっくりしました。

「宝塚、入試難易度下げる」
「受験者増やし素質に期待」

宝塚音楽学校では来春から一次試験での声楽とバレエの実技を廃止、一次試験は、「容姿、口跡、動作、態度、華やかさ」を審査する面接のみとなるそうです。

……ここんとこ受験者数も減少傾向だし、各受験スクールから音楽学校を受験するコも増えたせいか最近ではなんつーかまあ、人材が均質化されちゃって、突出したコがなかなか出ないんだよなー。
ここはひとつハードル下げてでも受験者の数を増やして、歌や踊りなんか、ま、どーでもいいから容姿や雰囲気に華だけはある、スター性のある子が欲しいんだよなー、という話らしいです。

さてここで、長年タカラヅカをご覧になっている皆様ならば、誰でもこう思うのではないでしょか。

「華だけ立派、顔で踊ってココロで歌う」なんてスターは今までだっていくらでもいたじゃんかよー!今さら、なーに寝言ぶっこいてんだよっっ!!と。

昔から「華だけ立派」なタイプをちゃーんと合格させて来たのが宝塚音楽学校じゃないですか。それが今になってどーして。

そもそも受験生が減るのは若者が減ってるのだからしょうがない。
数多ある受験スクールの存在が受験生の平均化にまったく関係無い、とまでは言わない。

だからと言って。
一次試験のハードルを低くしてシロウト受け入れ態勢まで整えたところで、望むような結果が出るとは思えないのですわ。

なぜなら人材の均質化、なんてのはおそらく音楽学校受験生に限った話ではないからだと思うカンジなんですの。(なんだその日本語?)
そらもう、社会現象なんじゃねーの??と。
「KY」なんてな言葉が無遠慮に流行したのも「異質」にあたら不寛容な人間がわんわんと増殖しているからじゃないでしょか。
今の若い人たちは、仲間内やらミクロ集団の中のルールからはみでないよう必死になっているように見える。
も少しでっかい現象になると、就職活動する女学生が着てる「黒いスーツ」なんかどうでしょう。
あれ、一体いつ誰が決めたスタンダードなんでしょう?あれをば常識として押し付けたのはリク●ートあたりじゃないんですか?
ありゃ制服ですか?黒じゃなくてもいいじゃない。黒いスーツを来たコしか採用しない、なんてな企業があったとしたら、そんな企業はアナタの方から断らなければいけない。(現実厳しいのは分かっております。気概の話です。)
そんなこんなで日々「空気」を読むことを課されているイマドキの若い人たちは、己を平均化させたり均質化させなければ上手に集団に混じれない、っていう強迫観念を無意識に身に付けちゃってるんじゃないのかなー、と思うんですね。
何しろ、20年前には「空気読む」なんて概念は存在しなかったんだから、気楽なもんでした。

なんというか、その辺りのマクロな現象を無視して制度だけ替えたところで焼け石に水っぽいなー、と思うわけなんです。

そもそも宝塚に入ろうと努力を続けている少女達なんて、本来ならその時点で既に突出した感性を持ってると思うんですね。
マジョリティに属そうと思ったら、その選択肢はないでしょう。
だから大人は、彼女達が生真面目すぎるゆえに身に付けてしまった「平均化」の呪縛をポンと解いてあげるだけで良いんじゃなかろうかと。
ほんの少し、ものの見方を教えてあげるだけで、既存の人材だってぐんと変われる力があるはずだ、と私は思うんですけどねえ。

……技術的ハードルを下げて募集したところで、宝塚音楽学校は、やっぱり宝塚音楽学校に入りたい!!と念願して頑張って来た子達しか受験しないんじゃないかなあー、と。そら記念受験は俄かに増えるでしょうが、それもせいぜい最初の2,3年が限度って気が致します。

フタを開けてみて10年後。
私が不明でございました、その節の受験改革は大成功でしたね、と言える結果になれば良いですが、いよいよ「顔で歌ってココロで踊る」人材ばっかりになってたりしたらどうしましょう。

今後の展開に注目したい所存でございます。
(これからは下級生の名前、覚えんのか??がんばるのか??)

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2008年1月31日 (木)

ガイチ座は冬の夜、子の刻に東南で輝く。(かも知れない。)

先週の、とある夜。

夜も更けてきたことだし、拙者、たまには日付を超えぬうちに風呂でも使うておとなしく就寝をば、などと俄かに重い腰を上げたたろう。しかしその指はまるで何物かに操られたかのように、滅多に見ないスカイステージの電波を呼んでいた。

ビビビビビ。(ガイチ座が見えるような人は指先がリモコンの代わりになるらしい。)

「こだわりアラカルト#54 ダルマ

ほー、ダルマ。ダルマのアラカルト、とな。
拙者、ちょっと風呂を使う前にコレ見ちゃったりしちゃおうかしら。
・・・ダルマと言えば当然アレが出てくるに違いない・・・。
上げかけた尻をざぶとんに再び着地させてしまったたろう、ちょっとだけよ、のつもりでボケーっと画面を眺めているうちに、15分が経ち、30分が過ぎ・・・。

「ちょっと待てよ?これって1時間番組かよー!!おいおい、風呂冷めてまうやないかーー!!」

と、あやしげな方言で口汚くテレビを罵り始めた時には、既に遅し。

「こうなったらワシャ、アレがどーーーーーしても見たい!!このままアレ出さなかったら・・・うぬれスカイステージめ・・・成敗したる!!」

無意味に意地になったたろうは、既にテレビの前を離れられなくなっておったのです。

画面に華咲くのは、美脚に次ぐ美脚、たまにそうでもない凡脚、(コラ)総じて美しくきらびやかな衣装やタイツにつつまれた脚、足、肢。

ぷんぷん怒りつつもなかなか眼福。
・・・しかしアレは映らない。

コムたんとか、お花さまとか、あやかさまとか、優里さまとか、そーいう、ダルマが超お似合いで麗しいのが当たり前な人が多く映りまくる。

「そんな・・・そんな・・・誰が見ても正しい映像を放送してどうすんねんーーー!!当たり前のもんばかりリクエストするほうもするほうじゃーーー!!!」

などと、テレビの前で極めて理不尽な悪態をつくたろう。
しかし、番組開始45分を過ぎた頃にはさすがのたろうも俄かに弱気になってきた。

たろうの短い観劇歴の中で「ダルマ」としては不朽の名場面、もはや萌えダルマの最高峰だと思っているあの場面は、ヘンな星座が見えてはいない、指先がリモコン代わりになったりもしない、清く正しく美しいヅカファンのみなさまには、トクベツに支持されてはいないのかも知れない・・・。嗚呼

弱音を吐き、テレビの前でさめざめと泣いていると、なにやらすごい映像が涙で霞んだ目の端に。

ストレートのブロンドヘアもオドロオドロシク、にしおかすみこタンみたいな衣装で踊ってらっさるこの御方は、
・・・松五郎さんこと●名由●様ではありませんか・・・。
ありがたさの余り、お茶の間でブラックアウトしそうになるたろう。
「犬神家!!」とかひええええ、松五郎さん、なんて事を!!そればかりはご勘弁をっっ!
(後半、明らかにウソです。)

・・・待てよ。
このような著しくマニア向けの映像まで放送されるということは、どー考えてもワタシよりはるかに上手の、指先で地球外生命体と交信できるくらいの超能力を持った尊敬すべき方々も、地道に番組にリクエストしとる、ということではなかろうか。それなのにナゼ?これよりは(コラ)ずっとポピュラリティがあるはずの(コラコラコラ)私のアレだけがまだ出ないのだ・・・。

ああ、子の刻を回れば番組も終わってしまうではないか。致し方ない。拙者、今から兵庫に赴きスカイステージを成敗するほか道は無しっっ!!とばかりに男たろう、床の間の日本刀に手を伸ばし、脇に差し込んだその瞬間、

とうとう、来ました、アレがーーーーー!!!
しかも番組の大トリ扱いで。

・・・ここで、無用とは思いつつも、改めてマトモにご説明申し上げます。
「アレ」とは、真矢みきサントップお披露目公演でのショー作品「ダンディズム!」第八章第二十一場「エイトシャルマン」の事でございますよ。
煌く男役スター達が色とりどりのダルマ姿で、パイレイツに扮したミキさんを取り囲むという究極のゴージャス。
今のタカラヅカでは、正直これほどの豪勢さ、一組だけでは到底考えられんなーという、一昔前の花組ならではの名場面。そのダルマのメンツといったらアナタ。

海峡ひろきさん、愛華みれさん、紫吹淳さん、匠ひびきさん、夏城令さん、初風緑さん、伊織直加さん、千波ゆうチャン!(←とってもかわいい子でしたよね。)

私はもう、涎を垂らさんばかりの勢いでテレビの前ににじりより、なかでもとりわけまばゆく輝く黄金色のダルマをお召しになったあの御方を、仰視、凝視、凝刺。(あ、勢い余って刺してもた。テレビに穴開いてしもた。)

あまりにズキュウン、としたハイレグ具合!しかも足が超ほそーい!!そして長い!!・・・ついでにお化粧濃いぃぃ。
一昔前の映像とはいえ、周囲の皆さんより一際濃いぃような。

私は嬉しゅうございました。寒空の下、兵庫まで早馬を駆けさせる事無く事態が収集して。
たろう不朽の名ダルマは、やはりタカラヅカファンのみなさまにとっても心に残る名ダルマであったのだと。
もしかしたら同番組のプロデューサーも、特集の最後を飾るには、やはりこの場面こそふさわしいとご判断して下さったのかと。
抜刀しかけた白刃を、再び鞘に収めたたろうの後姿は、男泣きにプルプルと震えておりました。(チワワの如く。)

そして私は悟ったのです。
ダルマなどという、幾重にも倒錯したファン心理をくすぐる背徳の香りふんぷんたる特集を、一時間番組で構成してしまうスカイステージって、どーなんだ?と。
(このシリーズは一律に一時間でしょうに。とか、正論をおっしゃる無かれ。)
このように足をあらわにした女性の映像ばかりを狙い撃ちで編集するような、コマッタ主旨の番組を、娑婆で丸一時間も放送したら各団体から苦情が殺到するのではなかろうか。

それをば有料にて、しかも喜んで見るファンが多く居るからこそ成立するこの哀れ。

・・・そうさ、タカラヅカファンなんて、きっとみんなそれぞれの星座を夜空に輝かせている、哀れな人たちの集まりなんだ・・・。

これからワタシ、もう二度と自分ひとりの哀れさ加減を嘆いたりいたしません。嘆くなら、気前良くみなさんの分も嘆きます!!
などと、夜空に光り輝くワタシだけのガイチ座に誓ってから、拙者は先ほど勢い余って抜刀しかけた腰のものを床の間に戻し、しずしずと風呂場に向かったのでありました。

さて、勢いよく風呂に飛び込んで本日の穢れの禊をば。

あひゃあ!!・・・ぬ・・・ぬるいじゃないの・・・。

アホなことばかりして時間を忘れますと、ウッカリ風邪などもひきましょうから、どなた様もオリジナル星座の鑑賞をする際はほどよきお時間を忘れずに。

(一人称と文体、視点さえも混乱している。大丈夫でしょうか、私。)

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2007年9月16日 (日)

2年ぶりに。

しみじみ、歌のことなど書こうかな~、と、準備を進めていたのですが、
ちょっと思考を纏めるのが間に合わないまま、
明日、二年ぶりに大劇場に足を運んで参ります。

きっちりと2年ぶりなので、どんな感慨が沸くのか自分でも予測不能。
少なくとも、カフェテラスで大好きな明石焼きは食べてこようと思いマス。
今日は、早く寝ます・・・。

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2007年8月23日 (木)

DANCIN’CRAZYを観た!

ブログ方式にしたのに、やっぱりなかなか更新しないのは、
最早、ワタシの性分なのだと、気がつきました。

本日、急遽、友人の代打で「DANCIN’CRAZY」を観る事が出来ました♪
自分では手配できず、もう、ゼッタイムリ・・・と早々に諦めをつけていた折も折、
思わぬ棚からボタ餅を、一人むしゃむしゃと強欲に咀嚼。

・・・まさに甘露のひとときを味わって参りました。

これも日々善行を積んでいるお陰?!とそこいら中のものに感謝、感謝。

いや、ホントに宝塚ファンやってて良かったなあ・・・。

公演の詳しい感想など、いずれはこちらに書くかも、知れません。
(はっきりとは言わないわ~。)
でも、これだけは、申し上げておきます。
コムちゃんはいわずもがな、ですが。

ワタルくんの女装たるや、
ベリークール!!!ギガントカワユス!!

でも相変わらず、男前で、力持ちでもいらっしゃいました・・・。

先ほど、夜遊びから帰宅した私に家人がひとこと。

「真飛聖が花組のトップスターになる!」
・・・教えたワケじゃないのに、どこで情報を仕入れたのか。

「それなのに、なぜ
ユ●ヒは~~~っっっ!!(滅多なこと言うな~~っっ)」
こんな業界じみた愚痴を自由意思で言うような子に躾けた覚えは微塵もないのですが。
そんな黒いことを言うような子に育てた憶えは・・・・・・。
キレイな夢の世界だけを教え込んだはずなのに・・・。
(キレイ事と偽善のドコが悪いとね?)

宝塚って、在団中に精一杯やり抜いた人間には、かけがえない存在証明を
与えてくれる場所なんだな~、と今宵改めて得心。

根底にある繊細で華やかな質感はいつまでも失われない。
しかも、再び集った細胞たちは、優雅なきらめく糸を連綿と繋いで、
新たな体系美を具現して魅せるような。

拍手喝采が雷雨の如く降り注ぐ舞台でした。
シンプルな衣装、装置でも、その色彩も芳香もみっしりと劇場に生い茂り、
絡みつくように力強く繁茂。

スバラシス、宝塚OGの皆様の、永遠の「リアル浮世離れ」。

家人には、明日にでも、無常な肩書きなどに拘泥するのは愚の骨頂
などと、みっちり、キレイな説教をかましたいと思う所存でございます。

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