観劇(その他)

2009年4月16日 (木)

マヨネーズが美味いのは。

我が生活圏にて、桜の見ごろはすっかり過ぎましたが、毎年みっしりと詰まった柔らかで重たげな桜花の房を見ると、わしわしと掴んでもしゃもしゃ食べてみたくなるのは私だけでしょうか。

先ごろ。つ―か、関東で桜が見ごろの頃。
天然自然の儚げな美しさで人々を魅惑してやまない桜花を、こともあろうにエロピンクにライトアップするという、実に戯けた演出を施した都内某スポットを観劇の折に通りがかりまして。
加ト茶が「タブー」をバックに「ちょっとだけよ~~」と出てくるんじゃないかと思いました。(加藤さんと共演されているのに敬称略にて相すみませぬ。でも、サンつけたらおかしいのよ、ここ!!)
そんな気の毒な夜桜を眺めつつ、赤坂ACTシアターにて劇団☆新感線「蜻蛉峠」観て参りましたのです。

新感線については何しろいつも一見さんですので、いのうえ歌舞伎とクドカン演出の差とか細かいところはあんまり分からないのですけど、この不況にガンガン客入れてる興行の巧みを観たといいますか、ホントーに、なんでいつもあんなに面白いんでしょう。
……橋本じゅんさん……。

さておき。
「蜻蛉峠」冒頭からたいへんです。
あの堤真一サマが軍鶏の気ぐるみ姿でドタバタ劇を演じたり、古田さんはいきなり魅惑の下半身モロ出し。(←勿論フェイク)
主人公が冒頭から箱いっぱいのう●こを食べるは投げるわ、そらもうコント通り越して小学生男子の書いたマンガですか?状態。
……そういうの大好きなんですよね。大人として少しは引いてみせるとか、そういう分別、ないのかよ自分。

お下品通り越してもはやお下劣な幕開き、残虐な殺戮の場面にすら笑いを盛り込むのは悪趣味なのか、油と酢に卵を混ぜる試みなのか。
奇才クドカンの書き下ろしとはいえ、むしろその辺りも含め新感線っぽいのかどうかも分かりませぬが、能書きがどーあれ単体の作品として、好きか嫌いかと言ったらやはりこの作品私は好き。
非道く残酷で哀切、主人公の名前通りの漆黒の闇が、決して致命傷ではない細い穴を心臓に空けるような感覚。

主人公の名は「闇太郎」(古田新太)。
ある事件に巻き込まれて以来記憶が無く、蜻蛉峠で阿呆の振りをしながら何かを、誰かを、何十年も待ち続けている。
そこに通りかかった、旅役者の銀之助(勝地涼)。座長の妻と懇ろになった罰にナニを切られた色男の旅役者。大事な一物切り落とされても、根っからの女好きは直らず、ちっとも懲りない能天気な天然ど阿呆。
阿呆のフリとホンモノの阿呆同士?!意気投合した闇太郎と銀之助は、二人連れ立って夢の町、「ろまん街」へと向かう。
ところが二人が辿り付いた「ろまん街」は坊主も首を括るような荒れた街。先代ヤクザ、うずら親分の娘、お寸(高田聖子)とその旦那、立派(橋本じゅん)が率いる立派組と、お寸の弟、天晴(堤真一)率いる天晴組が、しょーのないショバ争いで毎日血で血を洗う抗争を繰り返している。
さて、ヤクザどもが闊歩する「ろまん街」では驚いたことに「闇太郎」は伝説の男として語り継がれている存在だった。
その昔、ろまん街に「大通り魔」という殺人鬼が現れ、街の人々は次々に、逆手に持った包丁で100人も殺された。その大事件の中、たった一人、生き残ったのが少年だった頃の「闇太郎」。故郷の村を離れろまん街にたどり着いた闇太郎は事件の後、幼馴染のお泪(高岡早紀)を待つ為に蜻蛉峠へと向かったのだった。
しかし闇太郎とお泪はついに会えぬまま、お泪はろまん街に流されて、今では天晴に金で囲われている身なのだった……。
って、ざっとこれが話の冒頭部分。(残りを書いたらネタバレるので、この辺りで。)

ワタクシ、恥づかしながらテレビではなく、舞台で古田さんを拝見するのは初めてなんですけど、期待以上になんかスゲー人でした。
そもそも古田さんはどちらかと言えばユニークな容姿なのに、舞台ではものすごくセクシーなのに驚愕。
今回の闇太郎、何しろ汚いわ、臭いわ、暗いわ、オッサンだわと相当なキャラ設定なのに、しまいには堤真一サマ演じる美形の冷血漢、天晴とはまた別の意味で、「アリか無しかだと、アリだな……」と思えちゃうところがスゴい。
強度を押さえているのに、存分に撓るほどの張りがあって、主演にして過不足ない存在感。出てないのに引いてない。なんなんだろうなあー。あのやり口。

そしてクドカン書き下ろしのこの話はいったいなんだったのか。
「大通り魔」ってな暗澹たるキーワードとか、「誰でも良かった」なんて「世間」に言わせつつ、しかし大通り魔が殺人鬼になったのにはそれなりの、というか、そりゃ耐えられんわ!!と思うような理由があるわけで、でも実際のところ殺戮に理由を酌量したらそらキリないわけで。
「大通り魔」とはそもそも血に餓えた悪鬼で理由以前に業がそうさせたのか。
何しろ素直に観たら分っかり易い悲劇なんですけれども、私みたいにホラ、オレは分かるぜ、とかむちゃくちゃ恥づかしいこと考える輩は、物語に埋蔵されたる真実の意味を発掘しようと、埋蔵金など最初っから無い穴をほじくっているだけなのかも知れないわけで。
クドカン的にはそれらしいアイテムを並べただけで実際、何にも考えてねーんじゃねえか?とも思ったりもするんですけど。
ただひたすら間の読み方と時代の歪みをさりげなく盛り込むことが天然自然に巧いだけだったりして……とか。
たとえそーだったとしても、時代の心をわしわし掴んで物語るのは大した才能だなあ、と思うわけなのです。
これがもしも全編マジメに演出されてたら、そらもう哀しすぎて観るに耐えられんような「ド悲劇」なんですけれど、冒頭でウ●コ喰ったり投げたりしてた闇ちゃんをフト思い出すとなんかもう、つらいのに脱力するというかなんというか。
去年やってたドラマ版「流星の絆」を見たときにも思ったんですけど、ちょっとエゲつなさ過ぎるくらいの「笑い」がクドカン流「ド悲劇」の中和剤なのかしら、と思ったわけなんです。
お泪ちゃんは、おそらく闇太郎が蜻蛉峠で待ち続けた光で、幻で、そして失った母でもあったのだろうと思うんだけど、最期にはそのかげろうをやはり掌に握ることが出来なくて……。(バレとるやん、バレとる、この書き方。)

さらに忘れてならないのは、オリジナルなのにいつかどこかで聞いたよな劇中歌の数々!今回もマジで笑死させられました。
(いや、死んだら観れんだろう。)
「親分の器」、「ヤクザ インヘブン」。
フザけるにもほどってものがあります。
花売り娘の橋本じゅん、小鳥になった橋本じゅん……。
あまつさえオジサン3人という実にグレーなビジュアルで歌われる「ヤクザ インヘブン」に至っては。
P●RFUMEのパロディ(って本家のビジュアルも大概グレーゾーンだと思うんですけどー)、というのはもう時節ネタすぎて、この作品がゲキ×シネになる頃には本家を誰も覚えてないのでは?とか思いつつ、それでもおそらく面白いに違いないのだから、そこら辺り自信を持って確信的にパロってるのか、いやいややっぱりそこまで考えて無いかもしんない……と思えるのがむしろ面白いのか。
(「貧乏って面白いPart2」も相当なもんでした。「貧乏、貧乏、Bin&BowBow~♪」ってなにこれ……まさか韻?!)

そして高岡早紀さんは超~エロい。そらもうエロ可愛い。(参る。あーれーは参る。)
着流し姿の堤真一さんの毛ズネもフェチにはたまらんものがあるでしょう。
勝地涼くんもとっても美しい子ですし、木村了くんもSoキュート!!そして何より劇団員の皆さんがやっぱり素晴らしい。
底抜けに可笑しくも、どこかしらうら寂しいパロディ音楽の数々、フルスロットルのスピード感、古田氏&堤氏の、鉄下駄と日本刀という「それ、武器としてリーチゼンゼン違うだろ!」と恐れおののくムチャクチャな立ち回り。
この不況に遊蕩三昧の己を恥じ入りつつ。
「心中に蜻蛉のように残り、現の形いずれ消えゆくもの」に趣求めるおいらには観る価値有る舞台でございました。
なんつーか、ボディブロウのように、後から効いてくるね。

と、いうわけで、OH!下劣OK、残酷シーンOKな人は「蜻蛉峠」是非観てね!などと言っても、東京公演は終わってしまいましたので、ご興味のある方は梅田芸術劇場でご覧いただければと。
(わー、すっげー大雑把な勧め方だなー。)

そうか。松竹座詣でがてらに梅芸でもう一回……というテもあったか!!と気付いてしまいました。
いや、そこに気付くな。自分。ムリだし。

明るく華やかな「蝶」と闇に浮かぶ「蜻蛉」この二つの舞台を中和させるよな都合よい卵ってのは、さすがに見つからんのではないかと思う次第でございます。

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2008年12月 1日 (月)

たろうの動くパリ

「SHOW TUNE」、西宮での公演も無事千秋楽を迎えてしまいまいした。
東京や西宮で公演をご覧になったあなたー、あなたー♪ご感想などまだまだお待ちしております。
(本体BBSの方で。ええどうぞ軽い気持ちでお願い致します。)

さて。
立場上??どこまで本気か本人ですらその真意を読みきれぬほどの大絶賛記事を上げるのはいつものことですが。(コホ、ゴホゴホっっ!!)
この公演はさらりとフツーに好きだったですよ。
個人的には王道過ぎてドストライクの演目ではなかったのですけれど、客席に座っているだけでほっこほこな暖かい気分になれる公演でしたよ。

暗黒退廃隠微倒錯(←妙な儀式の呪文ではありませぬ)などが大好物の私でも、吹きすさぶ世間の風が身を刺す様につべたい季節には、善き人々が放つ柔らかな光が恋しくなったりもしますので、この初冬にベストマッチの公演だったと思います。ああ、ココロがぬっくぬく。
公演が終わる頃にはジェリー・ハーマン氏の曲って聴けば聴くほど味があるなー、と思うようになりました。
鍋のあとの雑炊みたいに、腹一杯でももう一杯と後引く感じ??(ブロードウェイの名曲達が泣くよ、その例え。)
終わってみればなんだかじんわりと、そう、「コレキターーー!!」という閃光のように鋭い曲ではなく、じんわりと好きな曲が一杯です。

でもって本日は、中でも気に入った曲について少しお話でもしようと思い、久しぶりにプログラムを開いたところ、なんと、実は自分がものすごい勘違いをしていたことに今さら気付いて思わずプログラムを取り落としました。バサッ。

私、ガイチさんが第一幕のラスト、白いドレス姿で歌われる歌がとても好きだったんです。
「くわー!!ガイチさんたらなーんて、なーんて、美人でキュートで、ホルターネックのドレスが激お似合いで、瞳がキラキラウルウルで唇は見事なハート型なんだーーー!!!もう、女神、アフロディーテだこれはーーー!!」と。(←この絶賛は100%真剣と書いてマジと読む)
えーと勿論、歌声も大好きなんですけれども、あのお衣装にもすっかりやられて相乗効果といいますかなんといいますかイヤハヤー。

それでですね。この時、ガイチさんが歌っている歌の歌詞なのですが。

ワタクシ、この部分を初見から最後までずーーーーっと、

「わたしのPari~~~~~~~♪」

と、歌ってらっしゃると思い違いをしていたことに、本日、プログラムで曲題を確認して今さら気付いたわけなのです。

……どうも「pari」だと、後に続く歌詞や演出とえらくミスマッチやなー、なんでパリに「待ってー!」とか言うのやろ?パリが歩いて去るとでもいうのかしら。そら何かの比喩だったらパリだけに超オッサレやな~~と、勝手に解釈して自分で納得していたのですが。
ここって正しくは、

「わたしのParade~~~~~~♪」

だったのですよぉぉぉ~~~(号泣)

なんかもう、自分の思い込みの強さもここまで来ると恥ずかしいを通り越して奇跡です。
今さら「もういちど劇場行って正しく聴いて楽しんで来るぅぅぅ~~~!」と言って地団太踏んで駄々こねてももう公演は終わっちゃってますし。
一体どーしたら「可動式パリなんて超オッシャレーーー!」なんて豪快な誤解をそのままに出来るのでしょうか。

そら、華やかで賑やかなパレードが去るのを「待って!」と叫びたくなるのは当然ですが……どー考えてもパリは去りませんよ。
都市が浮遊でもする夢をみたかな、わたし。
妄想系のステロタイプともいえる陳腐な勘違いですよねえ……。天空に都市が浮くとかねえ。

そんなわけで。
すっかり己の勘違いに意気消沈、マジメに曲についてあーだこーだ云えるようなモチベーションでは無くなってしまった私です。
明日以降、己の無様な勘違いから立ち直れましたら、今度こそまともに、曲について語りたい所存でございます。
じめじめ、めそめそ……。

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2008年11月17日 (月)

「SHOW TUNE」で爆発する僕のアムール!

こなさま、みんばんわ。ぺんちんたろうです。

わたくし、ヒサビサにガイチさんの麗しいお姿を拝見し、案の定脳みそが耳から鼻から孔という孔から流れております。大至急脳みその輸液が必要なのですが間に合わず、ちょっと容量足りなくなっちゃったので、冒頭から自分の名前も少しばかり間違って名乗ってます。
オ!ベイビィ、ラヴリラヴリィウェイ、キャンチュシーザウェイッツア!
幸せだけでアイムソーリー、僕の簡単単純なメモリー!!!

……だいぶ流れておるようですが。

ところでワタクシ、ジェリー・ハーマン氏の曲って、「I am What I am」と「Hello Dolly」くらいしか知らなかった模様です。テヘ。(笑って誤魔化すなー!)
勿論、ワタシのように初めて聴く曲ばかりの方でも、肩ひじ張らずに素直に楽しめちゃうのがこの作品の良いところ。
歌詞も全邦訳なのですが、そこそこリズム気遣った感じの日本語の割り振りになっており、その分歌う皆さまは細かい部分大変そうだなー、と感じたのですけど、舞台がこなれてくれば日本語歌詞ももっとダイレクトに耳に入ってくるような予感です!

さて、なーんといいましても、マイ・スウィートスウィートガイチさんなのですが~heart04lovely
(はあとつけちゃえ、絵文字使っちゃえ!!)
今回は男前だったり、美女だったり、コメディアンだったり、オイシイことこの上ありません。
個人的に超萌えだったのは、2幕で黒いドレスをお召しになってお歌いになる場面でしょうか。
その時、ガイチさんてば私の大好きな美デコ全開スタイルで、後ろ髪にロングソバージュっぽいフアフアの付け毛をされていたのですけれど、これが初めて拝見するヘアアレンジで~、あらああああまああああ、これまたお美しいわ~~~~~、と。
……もしかすると、それって私だけの色々と倒錯した萌えツボなんじゃないかって気もするんですけれども。
勿論のこと、タキさんと組んで優しくリードして踊られる男役ぅぅなガイチさんなども、アピール度バツグン。
あ~~、この優美微笑ガイチさんなのよ~~~!!これに包まれてみたいのよ~~!!と古めのオトメ心もトキメキ色復活しました!キラキラキラーン。
先日のDRACULAでは、「ガイチさんが男の人と組んで踊るなんてムキーーー!!」と強く嫉妬の炎を燃やしながらフクザツな大興奮状態のワタクシでしたが、今回はもう、ゼンゼンストレートに恋の湯たんぽが温まっている状態で、脳みそ溶けてますけど気持ち安全?というかなんというか。(?!)
ガイチさん、やっぱ男前バシっとキマってんなー!というのも、女優としてはいかがなものか?と思いつつもやけに嬉しかったりするものです。
我ながら欲張りなもんで結局どっちも欲しいんですけどー、今回その欲望が丁度よく満たされて良い按配なわけでございます。
そんな状態だもんですから、ガイチさんの半径5メートルの空気含めてラヴリー過ぎて、今のところ冷静に感想をご披露する余地はございません。(キッパリ)

それでいきなり共演者のみなさまのお話に移ってみたりします。
今までビデオでしか観たことの無かった生ウタコさんを観る事が出来てワタクシ、もーそら大感激でした。洒脱で余裕で貫禄の表現力、舞台人としての奥行き、懐の深さにはもう敬服の至りでございました。日本人離れした間合いとセンス!!
皆さんちょっとね、ヅカファンだからこそ侮ってるところもあるんじゃないかと思うんですけど、タカラヅカ流の人材育成の底力っていうのは確実にあるのだと思わされました。こんなに粋で遊びのあるミュージカル俳優、他では育たないと思うんですけどー。(語弊ありますけどー。)
個性派と言えばマリコさん、現役時代から大らかな華のある方でしたが、衰えなし、全くお変わりなし!!ピアノのお上手さはトップお披露目公演でも存じ上げてはいましたが、こんなお洒落なナンバーばかりを贅沢に聴いたことは無かったので、マジでマジで、感激してしまいました。
マリコさんは手も大きくて指も長くていらっしゃるし、指先の動きまで何とも優雅だし、長い指から弾かれる音の迫力がまた素晴らしく心地よく。
ピアノが素晴らしいのは勿論ですが、相変わらずの包容力あるダンスを久しぶりに観る事が出来たのも嬉しかったです。眼福!
マリコさんカッコいいなあー。今でも男にしか見えないなあー!お母さんなのになー!!
ちなみにウワサのピンクのワンピース姿は鉄板です。
これからご覧になる皆さまは、マリコさんのおっきいウサたんのような抜群のかわゆらしさにどうぞご存分に悶絶なすってください。
そして先日ご卒業されたばかりのタキさんがソロで歌われていた「I Don’t Want to Know」がとてもとても素晴らしかったです。
タキさんがご自身のブログでこの歌の詩を表現にするあたり、随分とご謙遜されていたのを拝見したのですが、本当にもう、ご謙遜でして……。
今回この曲が一番、と言ってもよいほど詩の世界が胸に届きました。ミュージカルには疎いワタシですが、どのような場面で歌われた歌なのだろう?と、とても興味が湧いたので、ちょっと調べてみたいな、と思っています。原詩も是非見てみたいな~と。
なんだか、歌の重鎮とか組長さんなどという重めの肩書きから解放されたタキさんは現役時代よりずっと可憐でカワユスだったように思います。
でもって、ユウコちゃんのコメディエンヌぶりにもどんどん磨きがかかって来ているようでございまして……。
何しろわたくしそもそもはマミさまでしょ?現役時代もユウコちゃんの舞台はガンガンに見ていたはずなんですけどー、ここまでおもろい方でしたっけか?
でも、そんな幅広く進化を続けるユウコちゃんがますます好きになりました。(はあと)
これからもちょっとあの、やかましいかも知れないんですけど(平身低頭)緑姐さんをどうか暖かく広いお心でよろしくお願い致します。(と、電波の片隅で申し上げたい次第でございます)

もちろんのこと、タマオさん、みらんちゃん、えりちゃん、つぐみちゃん、それぞれ大活躍で、とってもいいハーモニーを魅せて下さいました!
皆さん、ダンサーさんだったなー、という認識はあったのですが、いやいやどうしてお歌もお上手で、目からウロコがポロポロと。同じ劇団で鍛えた人達だから余計そう感じるのかもしれませんが、今回、皆さんのソロは勿論コーラスまでもとても聴きやすくて心地良かったです。
これ、実はガイチさんが外の舞台に出るようになってから常々感じていたことなのですが。
プロ中のプロと言える人々が集まってても、個性が殺し合いをするのだか何だか、「あでで?」みたいな事になってる不協和音系の、「ちょっとー!!誰かピッチ合ってなくない?」みたいなコーラスを聞かされることが多かったりするジャパニーズエンタメの緩やかな世界。
いや、やっぱり同じ劇団出身というのは有りがたいもので、上手い具合に過不足なく安定した響きになるんだなーと思った次第です。
次回の観劇が本当に楽しみ!!

はふーーー。今日はまあ、こんなことろにしておいてあげますよ。
(な、何??その意味不明な上から目線~~~?!)
要するに今はちょっと爆発する僕のアムール的なことになっておりまして、もうガイチさんの半径5メートルに、プラチナ入りラメとか飛びまくって輝いてまばゆ過ぎて目がくらんどるので~~。いや、何かキメて観たわけじゃなく、ガイチさんの放つフェロモンにやられて脳内物質が天然自然にーーー。

皆さまには早いトコ舞台をご覧になって頂いて、プラチナ色のアムール体験を共有していただきたい所存でございます。
深まる秋の夜長、この素晴らしい快楽を存分に分かち合いませうね!!(電波の世界で!!)

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2008年10月 6日 (月)

忘れないうちにゲキシネメタマクいっとこかー。

「鋼鉄の重低音」と「血塗られたマクベス」―。
「メタルマクベス」という響き、ボルトナットか?つうくらいにハマっていると思いませんか。

……って、実はシェイクスピアは子どもの頃、コドモ向けに易しく訳された本を読んだきりのワタクシ。
「マクベス」ってぇのは確か
「女の股から生まれた男はマクベスを倒せないが、帝王切開で生まれた男が現れてマクベスは倒されちゃう」
ってな話ですよねえ。(違うと思ふ。)
「おいおいそりゃなんだ!!子ども騙しか!」
……と、子どもだてらにその部分に激しく突っ込んだ記憶だけが鮮明に残っています。
そのように胡乱な記憶だけで鑑賞に挑んだワタクシに、爆笑メタル悲喜劇ながらもこれは間違いなく「マクベス」だったのではないかと、超感覚的に確信させてしまったクドカン氏の鮮やかな手腕やいかに。
ちなみにクドカン氏もシェイクスピアを読んだこと無かったそうで、それどころかメタル事情もよく知らなかったというのだから驚きです。

では「メタルマクベス」のストーリーをざっとご紹介しましょう。
繰り返される戦争で世は瓦礫の荒野と化した2206年、レスポール王国の無敵将軍ランダムスター(内野聖陽)が親友のエクスプローラー(橋本じゅん)と共に戦場から帰還する途中、荒野にて三人の奇怪な服装をした魔女(ミキハウスのトレーナーにケミカルウォッシュのジーパン姿の老婆達)と出会い、「マクベス、将来王になるお方」と呼び止められる。ってオレの名はランダムスターだしぃ、マクベスなんて人違いじゃないの?ダサいファッションの君たちぃ、と言ったところ、ランダムスターは魔女達から一枚のCDを渡される。
それは80年代に活躍したヘヴィ・メタルバンド「メタルマクベス」のアルバムだった。驚いた事にジャケット写真に写るバンドメンバーはランダムスター、エクスプローラーそして王の忠臣にしてレスポールJr.の教育係のグレコ(北村有起哉)、隣国のパール王(粟根まこと)に瓜二つなのだった。
夫にアヤシゲな「魔女の予言」があったことを知ったランダムスター夫人(松たかこ)は、今がチャンスだ!!とばかりに夫に向かって、レスポール王を「SATSUGAIせよ!!」(……)とそそのかす。
ランダムスターはそんな滅相も無い、と逃げ腰ながらも、結局はラブラブな妻に負け、自分を可愛がり信頼を寄せてくれていたレスポール王(上條恒彦)を無残にSATSUGAI(……)してしまう。そしてその罪を王の息子であるレスポールJr.(森山未來)の仕業に仕立て、ランダムスターとその妻は王座につくのだが、王殺害の真犯人に疑いを持つグレコは密かにレスポールJr.を隣国のパール王の元に逃がすのだった……。
伝説のメタルバンド「メタルマクベス」のメンバーと、戦国の未来に生きるランダムスターらの運命はシンクロしており、「メタルマクベス」の栄枯盛衰と交錯しながら未来のストーリーも展開して行く。

いずれの時代にも主人公が破滅して行く裏には女の存在が有り、勿論古典的な「親殺しの復讐劇」もベースにあるわけだからほら、結局ちゃんとシェイクスピアでマクベスっぽいと思いません?
「和製メタル」とギャグの相性の良さを存分に咀嚼しながらも音楽としてのヘヴィメタルのグレードを確保し、空間と時間を立体的に仕上げ、効果的で刺激的な映像ビジュアル、鋼鉄の艶かしさと脱力のトンマビジュアル(森山未来氏のバカ坊ちゃんとか、橋本じゅん氏演じるバンクォー橋本のキモチ悪ぅぅい半ケツ衣装とか、見事なリアル噴水ゲロとか……)を良い意味で過剰に混合して使いきれるクドカン氏はやっぱり奇才なのだろうと思いました。
もちろん、役者さんたちの器量も贅沢に使いこなしているわけで、マジメと不真面目の調合が緻密だからこそ笑いと戦慄のバランスも絶妙。

今回、内野氏に「男としての肉体的な強さと内面の弱さ情けなさのギャップが愛しい、フツウのへっぽこ男」を演じさせたのにもぐっと来ましたが、ランダムスター夫人を演じる松たか子嬢がまたキュートな顔してからにド迫力なのも見応えありました。テンション高めのコケティッシュな暴言夫人時代もさることながら、後半陥る狂気の世界も、どーやっても清潔なルックスの松さんが演じると、濁流を割る真っ白な水飛沫のような迫力があってすごいことすごいこと。
お二人のイチャイチャシーンにも、「もうこんなリアルにしちゃだめじゃーん」と、覗き見趣味的な醍醐味満載。
親兄弟上司同僚の前では男がゼッタイ見せないであろう情けない姿をカワイイ妻の前では簡単に晒してしまうランダムスター。
最愛の溺愛の愛妻(←劇中、ホントにそーいう感じなのよ)の言葉に翻弄され、そそのかされ、迷いながらも結局王を刺し殺してしまう内野ランダムスターは、見れば見るほど、
「ああもう、この弱い男めーーー!!!可愛いやつめっ!!」
と、私をグイグイと誘惑。
まあ「弱い男かわゆいー♪♪」とか甘ちょろいことを言ってる場合じゃないんですけども。
欲望と恐怖に支配されて、次々と殺人を重ねながらも罪の意識に苛まれて結局は破滅して行くこの夫婦はとても憐れで愛おしく、そしてそれは同時にとても恐ろしい姿なわけなのです。

「MMG(メタル・マクベス・グループ)」なるメタルバンド(マイケル・シェンカー・グループのパクリか??)の重低音でグイングインの演奏を生で体感出来たであろう、本公演を見逃してしまったことが今では悔やまれてなりませぬ。
そんな「見逃し上手」の為にかどうかは知りませんが、「ゲキ×シネ」なんて銘打って舞台作品を映画館で上映、なんて洒落たことをなさる劇団☆新感線は勇気があるというかやっぱりロックです。
舞台を見逃した身としては、巨大スクリーンにて音響、カメラワークともに拘りの舞台映像を観られるということは、実に有り難いことでございました。勿論、生の舞台が観れるに越したことはないのですけれどネ。

あんまり面白かったのでもっとネタバレしたいところなのですが、まだ映画を観られるところもありますので遅まきながらご紹介します。
関東では10月4日から10月17日まで舞浜のイクスピアリで上映しておりますし、その後は他の新感線作品のゲキ×シネが連続して上映予定ですので、ご興味のある方はリンクから日程をご確認くださいませ。

http://www.geki-cine.jp/schedule/index.html

それでは、ネタバレOK、
「そちがどんなにダラダラと長いことくだらないこと書いたとしても、わしには金は無いが読む暇ならいくらでもあるぞよ!!」
という方がいらっしゃいましたら、続きもどうぞ。

続きを読む "忘れないうちにゲキシネメタマクいっとこかー。"

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2008年9月22日 (月)

愛しく思う気持ちは強し。

朝晩めっきり涼しくなって参りました。
彼岸花の紅が鮮やかな今日この頃、皆さまいかがお過ごしでございましょうか。

えー、世間では寒々とした面構えの候補ばかりが居並ぶ某党総裁選ではアソウ氏が圧勝だそうで、あ、そう。
リーマン・ブラザーズの経営破綻には内心ザマミロ、せいぜい青くなれやぁ斜陽のヒルズ族!!くらいに思っておりましたが、おかげさまで我が家の少ない株貯金まで値崩れ、結局は何もかもこの小さな暮らしと有関係。私の顔も白々と青ざめてます。
ついでに言うたら、汚染米なんかもきっとどこかでがぶがぶ食っちゃったか飲んじゃったに違いありませんわよ、ね、ね、奥様!おっほっほっ!

……だいぶやさぐれておるようですが。

今日は観劇のお話などいたします。
8月に「幕末純情伝」を観ました。この私がマミ様の坂本竜馬を見逃すわけがございません。
すぐに感想を書くつもりでしたが、これがまた結構なお芝居でして気が付けば早やひと月が経過してしまいました。
幕末純情伝、いやはや凄まじかったです。
幕末からこっちの現代日本史について特に興味の無い人間が観たところで、つか氏の意図したデフォルメはさっぱり伝わらないだろうなあ、という作品に仕上がっておりました。

竜馬が総司との恋もさておき身命かけて取り組んでるのは憲法9条の制定や女性参政権の獲得だったりするし、第二次大戦中、沖縄で日本軍にピストルを渡され一人息子を殺してしまった西郷隆盛は、それ以来男色家になり残忍な狂人と成り果てているし、劇中たびたび現れる旧日本兵の軍服姿の冴えない中年男、誰かと思えば詩人の島崎藤村だったりして。(藤村氏については各自で調べ判断されたし。)

近代史もですが、つか氏の作品やつか氏ご自身についてもほとんど知らずに、カッコいい男役を演じるマミ様だけをお目当てに観劇された人には正直、「ぽかーん?」な内容だったのではないかと思います。
私も勿論マミ様目当ての客のひとりではありましたが、氏の小説は若い頃に沢山読んでいましたので、すぐに「つか感覚」を取り戻せました。お芝居は10年くらい前に「銀ちゃんが逝く」を観て以来でした。長いブランクですが。

さて、作中の竜馬が幕末に願っていた新しい時代の元号は、自らを以て由となす、「自由」。
竜馬の夢はその暗殺によってもろくも消え、総司の仲間達も皆殺しにされ、時代は「明治」として新たな幕を明ける。なんという皮肉だろうかと。欧米諸国に倣って作られた近代国家(ネイションステイト)とは戦争をする為に作られたシステムであるというような主旨の事を松岡正剛氏がその近著で喝破していたのを思い出しました。
平成20年に幕を開けた「幕末純情伝」は、竜馬も実は女であるという設定に変更されており、それが何の暗喩なのやら私の小さなノーミソでは、皆さまに「こうであると思うぞよ!」と強く私見を述べるほどの確たる答えが出せません。
しかし男女(男男、女女でもいいのかしら?)の互いが愛しく思う気持ちを強く尊ぶ事を以って、国家権力やら思想やら何やらによる殺戮の無残さを訴えているのには違いなかろうと。

とはいえね、客席には「はとバスツアーで新橋演舞場の出し物を観劇」に来たオバちゃん達が満載。観劇後は案の定、「ぽかーん?」な感想があちこちから聞かれました。
「年寄りには難しすぎて、わかんないやねー。」
内容もでしょうが、早口怒鳴り芝居の台詞を聞き取るのもご年配の方にはちょっと大変だったろうなあ、と思います。
つか芝居とは、この勢いとキョーレツなデフォルメをも楽しむ舞台だという認識でご覧じなかった向きには、マジでちんぷんかんぷんだったことでしょう。
(しかし、いくらなんでもはとバスツアーで観劇するような作品かね?これは。)

そして、麗しのマミ様ですが。
お稽古が始まった当初、男性の中に混じってご自身が男性を演じると、やぱりどうしても自分が女性に見えてしまうし、しまいにはご自身の声までいやになってしまった、というようなことを仰っておりました。(徹子の部屋でだったけかな?)
ですが実際の舞台で拝見したマミ様は、やっぱりどの男性よりもイケメンでスタイル抜群でカッコ良く、お声も女性とは思えぬ渋さですし、えーとまあ、女性に見えたのか??というとそーでもなく(……)中性的な魅惑の超スレンダー美青年に見えたように思います。
この作品はもろもろ痛々しく、多少つらいシーンもあったけれど、それでも私はこの舞台は概ね満足であり、セクスィな美青年よろしいマミさまをも充分に堪能致しました。
でもって下世話な部分では、女でもいいじゃない、子ども作ってやれなくてもいいじゃない。
その愛ゆえに一回くらいは総司を抱いてやりゃあ良かったじゃん、とも思ったり。
私が竜馬だったとしても、そらむしろ女としての優しさと強さが邪魔するほどに、どんなに総司を愛しく思っていてもそれは出来なかったとは思うけど、単なる観客のスケベ心としては、マミさまと石原さとみちゃんの、そんなような激しい場面なんかをちょっと覗いて萌え萌えしたかったぞよ、と。(あーあ、一番困った客だなあ。)

うむ。「幕末純情伝」はとにかく上記のような感じの作品だったのであり、(ん?ぜんぜん分からんって?)私も我が付属HPの主旨を鑑みれば我が意見をあまりに堂々とここで開陳しても飛んでくるものが恐ろしくてあまり自由に感想が書けぬ次第なんですの。
ただ私が思うに、表現に携わる人間が平和を唱えなくなった世の中というのは恐ろしいものであり、また表現に携わる人間が曲論的ナショナリズムを煽るのはもっと恐ろしい事態だと憂えている、とだけは言っておこうかな。

そんな中で、誰にタコ殴りにされようともその時代時代に鮮烈な作品を世に問うつかこうへい氏はやっぱり凄いと思う。

と、いうわけで。今回はびえびえと怯えながら書いてるので、ちっともまとまりませんでした。(この腰抜けめーー!!)

次回は「ゲキ☆シネ」で観た「メタルマクベス」を書く予定でございます。またそれもどんな感想になることやら、我ながらおそろすぃ。
(私の中では現在、プチ内野様ブーム、到来中。とうとう大人の男にも目覚めたか??)

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2008年6月23日 (月)

「DRACULA」千秋楽。とうとう終わっちまったよ・・・。

今回、BBSの方は、ガイチさんファンとして、おりこうさんモードで頑張ったつもりです。テヘ。
(何がテヘ、なんだか。)

千秋楽では、悪の御大メフィスト様がガイチさんの次にご挨拶されたのですが、大大サービスでいらして、お衣装をピラーンと捲って中身を見せてくださいました。
引き締まった、男らしいおみ足で。(網タイですが)結構なものをありがとうございました♪

さて、特盛り豪華どんぶりを頂くように美味しかった「DRACULA」ですが、千秋楽のご挨拶ではマツケン様はじめ、キャストの皆さまからも「再演」という単語がバンバンと飛び出しておりまして、そういうチャンスがどこかにあるのではないかと、期待も大きく膨らんでしまいました。

でもって、再演するならば、やはり「マツケン様のDRACULA」がよいな、と思ったんです。

この公演は当初、マツケン様が吸血鬼!しかもヴィジュアルはオスカル様風の銀髪巻き毛でいらっしゃる、という時点でもう既にオモシロ決定!!でした。(え、違う?)
名古屋では、その重厚且つ華やかなビジュアルにのっけからドッカンドッカン、ばかウケもしたのですが、あれからふたつきが経過し、日ごとに増してゆくマツケン様の説得力に、しまいにはすっかり畏れ入った次第です。
東京千秋楽にはもう、ドラキュラ伯爵はあの風格と包容力溢れる立派な体格、そして何といっても「極まった落ち着き」を備えたマツケン様でなければいけない…という境地に至りまして…。

試しに想像してみてください。他の俳優さんが「ドラキュラ伯爵」を演じている姿を。
例えば、井上芳雄サンが、武田真治サンが。
それはきっと夢のように綺麗でしょうけれど、420年待ち続けた、という年輪に説得力が欠けてしまいます。
だったら祐一郎様はどうでしょう。おそらく「枯れ」感が足りずに「精気」が漲りすぎてしまいます。腰に手を当てて生き血をゴクゴクと飲み干していそうです。
さて、そこで内野聖陽様が、あのキンキラのお衣装をお召しになってフライングする姿を想像してみるとどうでしょうか。
…そうなると、なんだかお気の毒な感じすらしてしまいます。
笑っていい場面でも無闇に泣けてしまいます。

そう考えると、やっぱりドラキュラ伯爵には、マツケン様の将軍様的清潔さがピッタリだと思いましたの。

では、他のキャストの皆さんについてはどうなんでしょう。
…正直、私は、将軍様伯爵様と執事さん以外は、ある程度キャストを替えても成立するような気がいたします。
っていうか、成立しちゃうと思うんです。オリジナルキャストはもちろん素晴らしいのですが、この作品をゆくゆく一人立ちさせることを視野に入れると、その方が戦法としても理にかなっているような。
でも、ドラキュラ伯爵はあくまでマツケン様じゃなければならないんです。
マツケン様が、「もう…フライングしながら歌うのは…無理…」と、みずから仰られるまで。
そーなってから鳴り物入りで、二代目の「白いドラキュラ伯爵」を探す、という流れが、なにやらカッコいいんじゃないかと。

とはいえ、いきなりキャストが入れ替わったりしたら、オリジナルキャストのファンとしては実ぅぅに業腹なので、結局のところ、向こう三回目まではオリジナルキャストのまま再演してほしいんですね。

なんたって私は初風緑ちゃんのファンなんですから、そらもう、致し方ございません。

そもそもナディアちゃんが緑ちゃんじゃなかったら、再演を提案しておいてからに通わないっ!!
という事態に陥りますからねえ・・・。(観には行くだろうなあ、オモロイもん観たさで。)
あのセクシィお衣装も、他の方がお召しになったら、おそらくこれほど萌えないことでしょう。
あれは緑ちゃんのおみ足だから嬉しいのであって、緑ちゃんがガーターベルトだから嬉しいのであって、緑ちゃんが、ラインストーン付きの、その、なんだその、ちっさくなったアレを身に付けていらっしゃるのが心臓バクバクで血圧が上がるのであって、

そしておそらく、宝塚OGご出演者のファンの皆さまは、すましたお顔をしてらしても、誰もがそうでしょうから、そうでなくちゃいけないんですよ。

……そう考えてみると、俄かに心配になってきたことがひとつ。
今回のお衣装の、あの可憐且つすばらしいセクシィぶりが、何気なく観劇された、今回のご出演者以外の、宝塚OGファンの皆さまの間で評判になっていたらどうしましょう。

「ヴァンパイアのあの衣装を、是非うちの○○ちゃんに着せたいっ!!ウチの子にぜったい似合うはずだっ!!」

などと、思う人が一人も居ないとは、言い切れません。
いや、アレをみてソレを妄想しないヅカファンは、おそらくどこにも居ないハズですっ。(それは言い切るの?)
となると、再演の暁には、ヴァンパイアシスターズとルーシーちゃんは、マニア垂涎モノの美味しいポジション???
も…もしかして、虎視眈々と狙われることにっっ?!

そーなったら、一大事ですっ!!

あのセクシィお衣装、ナディアちゃんの分はウチの緑ちゃんのモノですっ!!

ぜーーーったいに、誰にもお譲りしませんことよっっ!!
(役じゃないのか、衣装なのか)

どーして気が付くと、しまいにはこうなるのでしょう。なんで?わたしには世間並みの感想が書けないのかしら…。

DRACULAの感想については、いつになくふらふらとブログ巡りをしたので、ちょっとヘコみました。
世間の人は、なんて清く正しく、うつくしいんでしょう。
それに比べてワタシときたら…(鬱)

気を取り直しまして。

「DRACULA」のような公演形態で興行されるオリジナルミュージカルも、これから少しずつ増えて行くとまた面白くなって行くのかも知れないですね。
大ちゃんの清らかで素直な芸風も、外界では案外新風なんじゃないかと思うので、これを足がかりに小池先生に続いてガンガン外部に打って出るのもいいかも知れません。
そしてもし、大ちゃんがいつの日か大物演出家になったとしても、ヘンに業界ズレしたり、ヘンに実験的なことなどしないで、今のままのピュアな香りのする演出家であり、メンズで居て欲しい…。
あ、早くも妄想、脱線してしまいました。まーったく、懲りてないですね。

やっぱりこの「DRACULA」色々な意味でまだ観たりないですので、是が比にでも、オリジナルキャストで再演希望です。
どうぞよろしくお願いします!!

(…って、どこに、誰に向かって頼んでいるんだ、この人?)

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2008年6月16日 (月)

「DRACULA」東京凱旋♪嫉妬の味は密の味?

・・・と、タイトルを書き、主演のマツケン様が、愛知のご出身なのに凱旋は間違っているぞ、と思いました。
では、この場合は何と書いたらよいものか。(解決せず放置。)

わたくしいよいよ、新国立劇場、中劇場に足を運びました。初参上。
エントランスがとても美しい劇場なので、高級感にちょっとビビりました。
そのエレガントなエントランスを埋め尽くす、花、花、花。
立ち込める香りの強さ。
うっかりうすると、胡蝶蘭に蹴つまづいて転びそうなほどの、花の大洪水でござんした。
写真に撮っておけばよかったかしら。

そして大変残念なことに、ドラキュラ伯爵とその一味の「二頭身ぬいぐるみ」は発売されていませんでした。(当たり前じゃ。)
その替わり(違うだろ。)リピーターチケットが発売されていました。観劇後なんと半額で購入できる模様です。

さて、DRACULA開幕以降、当ブログの運営方針を変えてから一切説明をしてこなかったのですが、このブログは、ご存知の方はご存知のとおり、個人の趣味ブログとして独立しているものではございません。
元々は、「Cutie*G」という、初風緑さんを応援するファンサイト(そらもう非公認、ウルトラ個人開設)に付属している管理人の日記なのです。
(キーワード検索でいらして下さる方の為に、今さらながらご説明させていただきました。)

そういう事情ですので、まず舞台の感想につきましては、サイト本体のBBSに掲載しておりますので、「DRACULA」を検索していらっしゃった方は、そちらも合わせてお読みくださると嬉しく存じます。
と、いいますか、先にそちらを読まないと、今日の記事はあんまり面白くありません。(多分)

続きを読む "「DRACULA」東京凱旋♪嫉妬の味は密の味?"

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2008年4月21日 (月)

「DRACULA」グッズに衝撃の提案。

コレ、本体のBBSの方に書いてしまうつもりだったのですが、我ながらこの提案はどーにも危険人物風味丸出しな上、ひとつ間違えれば作品の品位を損ねるかも知れんなーと思い、敢えてこちらに載せることに致しました。
なんとなく、あっちでコレをやったらいけないような気が。
己のサイトで公私を分けるのもヘンなもんですが。

実は、中日劇場ではマツケン様の華麗なるヴァンパイアグッズが山ほど販売されていたのですが、私はそのすばらしきグッズに更にもうひとつ、

「コレを足したら、バカ売れ間違いなし!!」

是非にも、主催者様側にご提案したいグッズを思いついてしまったのです。

それはどんなんかといいますと。

ドラキュラ伯爵一味の「二頭身ぬいぐるみ!」
(伯爵一味の内訳:ドラキュラ伯爵、執事さん、ゼルマ、ナディア、ローラの三人娘)

デザインは、マツケン様のHPのイラストがとってもカワイイので、あの感じで。
(詳細はこの直下の日記から行って見てきてください。)

もしも「伯爵一味、ヌイグルミ化」が実現したあかつきには、私はそれを全部買って、
盛大に「ドラキュラ伯爵家ごっこ」をして一人遊びする所存です。
もちろん、伯爵には空だって飛んでもらいマス!フライング装置も作ってあげます。

「伯爵様、舞いあがちゃってるわよ~!!」

「びゅーーーーん!!」

とかやって、一人で楽しく遊ぶんです。

ドラキュラごっこの世界をさらに広げるには血を吸われる役も必要ですから、
パンツ一丁まで衣装が脱げるようになっているジョナサン(@大澄サン)人形と、
ヴァンパイア衣装のルーシーちゃん(@リカさん)人形(これだけはジェニーちゃん仕様、
たろう的にはバービーじゃ、ダメだ!!)もオプションで発売していただきたいと。

・・・ここまで揃えたら猟奇的なお目目のヴァン・ヘルシング教授(@綜馬サン)人形も
やっぱり欲しい。

これらをひと通り揃えて、さまざまなシチュエーションでドラキュラごっこをして遊んだら、
さぞかし楽しいに違いない・・・。
(アホだ、アホ過ぎる・・・。そしてミーナはなぜ居ない?!)

さらに、ここを見て下さっているアナタだけに、特別に!アノ方のブログをご紹介。

エグゼリーノの青い溜息

今回はワタクシもマメに「DRACULA」観劇感想巡りをしておりますが、これぞ現在暫定一位、秀逸の観劇記です。(ええ、私的感覚ですよ、あくまで。)
たろうの放言に慣れてらっしゃる方はまったく大丈夫でしょうが、いつも大真面目な気持ちでご観劇されている方への責任は、ワタシャ勿論、一切とりません。
そのことを踏まえてから、遊びに行ってらしてください。
(くれぐれも先様にご迷惑をかけないでくださいませ。)

ちなみに振付家のうらんさんも、コメント欄にて幸二郎サマ(あ、言っちゃった)を
「DRACULA伝説・宣伝大使」に任命されてます。
ワタシもこの舞台はこの方向で宣伝した方が、ネット媒体では効果があがるのではないかと思う次第なのではございますが、その、イロイロな方がいらっしゃいますからねえ・・・。

と、いうわけで。
脚本、演出家サイドがまったく意図しなかったかもしれない方面からのマニアな「DRACULA」ファン俄かに増殖の予感?!デス。

どなた様も、こんなに楽しいミュージカル「DRACULA」是非、お見逃しなきよう!!

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2008年4月16日 (水)

DRACULA、開幕。

いよいよ待望の「DRACULA」開幕しましたが、未だ皆さんに感想をお届け出来ずにスミマセン。今週末、もしくは週明けには感想第一弾!を掲示板の方にお届け出来ると思います!!

本日は公演の情報をお待ちかねの皆さまに、ご観劇前に雰囲気だけでも味わうことの出来るオススメの方法を。
共演者の皆さまのHPやブログ巡りをしてみますと、思いもかけぬお宝的画像!などを見ることが出来ます。パーティーの記念品ワインやら、ガイチさんオススメのハンドクリームですとか!ちょっと得した気分になってしまいました。
初日にはカーテンコールにスタンディングオベーションとなり、良い雰囲気で幕を閉じた様子など嬉しいお話も読む事が出来ます!!
本格的なミュージカルにガイチさんがご出演されるのは久々ですが、長丁場になるこの公演、ステキな初日を迎えられたようで何よりでした。

ところで、このように文字情報の氾濫している世の中なのでうっかりすると、

観てもいないものを観たような気になってしまいがちな今日この頃ですが。

ネットで得られる舞台情報などそもそも断片的なもの、
「百聞は一見にしかず」でございます。

どなた様も是非、万障お繰り合わせの上、ガイチさんのSEXYヴァンパイアを生で拝みに参りましょう~!!

上記を踏まえましたうえで。

BBSのある公式HP、もしくは公式ブログを発見出来たご出演者、スタッフの方のサイトにリンクを貼っておきますので、
どうぞ、そっと覗いて来てくださいね

松平健公式ページ

光枝明彦オフィシャルサイト

大澄賢也 オフィシャルブログ

園岡新太郎公式ページ

うらんの気まぐれ日記(振付家の広崎うらんさんのブログ)

笹木重人さんのブログ

楢原潤也さんのブログ

坂本法子さんのブログ

市川紗也子さんのブログ

今さらですが。

真織由季お姉さまのオフィシャルサイト

初嶺磨代ちゃんのブログ

※くれぐれも先様のブログ、BBSでご迷惑をおかけすることのないよう、よろしくお願いいたします。

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2007年12月22日 (土)

楽しい三連休は妄想で。(?)

先日の、禅問答のような日記はいかがなものか。
と、自分でも思っております。反省しております。
(いや、本物の禅問答はスゴい迫力で、あんなのとはゼンゼン違いますケド。)

もうちょっとさっぱりとした、カワイイことを書けないものか。

「このごろ寒いですね!たろうオススメのあったかドリンクは焼酎のそば茶割りです♪」

とか、

「豚バラ肉のキムチ鍋に冷たいビール、最高デスね!!締めはラーメンで!!」

とか、

「結局履かなかった(履けなかった)レギンスをズボン下にしました!!ギザ暖カス!!」

とか。

やればできるじゃ~~ん!!レギンスだって!女子力高め!!

・・・・・・さておき。

先日、マミさまのディナーショーに行って参りました。
ワタシへの、ちょっと早いクリスマスプレゼントです。

先ず眼福でしたのが、今回マミさまがステージでお召しになられた豪華なお衣装の数々。
今年のお衣装は、「ビーズの貴公子」田川啓二さんという方がデザインされたとのこと。
アクセサリーをあわせると、な、なんと総額1億2千万円もするのだそうですっっ。
さぶい年末にそれはそれはゴージャスななものを見せていただき、少しは景気も良くなるような心持でした。

二つ目の眼福。豪華なドレスから大胆に露出され、演出されたマミさまの腕やお背中。
ゴールドのお粉でキラキラキラキラキラキラになさって、(←これくらいキラキラ言っても足りない。)
まさに、マミさまご自身が発光体の如く輝いておられて・・・。
尚且つ背中に直に、だと思うのですがビーズアートを貼り付けておられましていやはやーーー。
同じ演出をガイチさんで見たら、即死。といった按配でした。
(背中の演出に気がついた時点で下心が沸騰し、凝視する前に昏倒するはず。
妄想するだけでも、桃源郷。もっともっとリアルに描け、私の脳よ。)

これが、マミさんだといやらしくないというかなんというか、素直に豪華で美しいなあ・・・
と、思えるのがフシギ。
これは下心の差異、というよりマミさんのCGアートみたいなルックスであるとか、
何よりマミさんの素が極めてマジ、江戸っ子で男前だからではないかしら、と思う。
・・・言うなれば、女形の造形美??(ですから褒めているのですが・・・。)

しょーのない戯言はふたたびさておき。
ワタシは今回、マミさんのお歌にマジ、ジーンと来てしまう瞬間がありました。
マミさんのお歌の、あの地を這うような力強さって、どこから来るのでしょう。
(地獄の底から。コラコラコラーーー!!)
マミさんのお歌は皆さまご存知のとおり、これでもか!!というほどの、
天下の真琴節でございまして、オンリーワンの独特の世界にワレワレはシビれるわけですが、ビリビリとしたワサビのように。
しかしですね。
マミさんの真情にバチっとハマった歌を歌われると、ある種のシビれを通り越して、
コワいくらいにスゴい歌になるのだな、と、このたび今さらに畏れ入ってしまった次第です。
ガツーン、と一発やられた!!!という衝撃。
おそらく私という受信器官の発達もあってやっと共鳴する事が出来たのだと思うのですが、
(なんだかいやらしいような表現だ。)マミさんのお歌はとても真摯なのです。
伝えたい言葉が真正面から迫り来る。一直線に、とでもいいましょうか。
マミさんの歌うメッセージ色の濃い歌というのは、直球のド迫力です。
歌の持つ力は本当にすごいものです。
決して技術だけではフォローすることの叶わない、歌い手の持っている真情が
誤魔化しようがなく表れてしまうのですから。

しかし残念なことに私が今回素晴らしい!と思った曲のタイトルが思い出せないのです。
私の記憶力も最近ヤキが回りつつあります・・・。
今回のディナーショーのために日本語訳詞を初めてつけて頂いたものだそうで。
(外国曲なの。あんまりメジャーではないのかな??)
他には、マミさんが宝塚時代の、今の自分の姿なんて想像も出来ない頃の
自分を思い出す、と選ばれた一曲、映画「紅の豚」のエンディング、「時には昔の話を」
もしみじみとココロに沁みました。
意味ある何かに打ち込んだ青春は、結果報われようがそうでなかろうが、時を経てもそこに散漫さがなく凝縮されているように思うのです。
だからこそ、この歌がマミさんによく映える。
後悔先立たずとはよく言ったもので。
なんて無意味でダメな青春だったよ自分・・・と己が情けなくなったりもしたのですが。
今からでも何とか凝縮した時間を取り戻したいといつも願っては、
今さらでも良いからじたばたしてみたい、と妄想だけはしとるのですが。
(実行せよ。実行をよ。)

この度はかなり高額の、バイマイセルフのクリスマスプレゼントでしたが、
マミさまの豪華なドレス姿は勿論のこと、男役時代そのままの、極めて造形美な
マミさまのお姿も堪能できて、歌を受信する私の新しい引き出しも発見出来て
満足の一夜でございました。

さて三連休。
ワタシは今さらなんの予定もございませんが、得意の妄想で乗り切ります。
(俗に寝て過ごす、とも言う。)
皆さまはどうぞ、リアルに楽しいクリスマスをお過ごしくださいませ。

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2007年10月 2日 (火)

舞台作品の適正価格はいづこ。

近所の猫と出会い頭にメンチの切り合いをして敗北。
日々続く、曇天がウラメシい。
(曇りだと、全身がだるいのだ。はっ、それってもしや鬱??)

先週末に人が宙を飛ぶ舞台を二本見ました。

「DREAM BOYS」(於:帝国劇場)
「世界劇 黄金の刻」(於:日本武道館)

やはり、年に一度くらいは生マミ様を拝まないと祟りがありそうなので、
たくさんの現役ジャニファンの方々に少々ビビリながら帝劇へと足を運び、
久しぶりに生マミさまを拝んで参りました。
マミさまは何らお変わりなくお人形のようにお美しくていらっしゃいました。
変わらなすぎるあの美貌、やっぱりマミさまはサイボーグなのかも知れない・・・。
流れる血は
ラピスラズリ・・・。ひとり確信を深める秋の夕暮れ。
黒のドレスがまた、ギガントお似合いでおわしました。
(マミさんは白より黒がイイナ。)

ちなみに「DREAM BOYS」ですが。
プロットだけなら中学生でも書けるよな脚本!
ミュージカルなのに歌、9割口パク!!
これって、最早カッコイイほどの潔さ!!(かも知れない。)
S席12000円なのは、おそらく無残な宙吊り状態でこれでもかーー!!
というほどグルグル回ったり、高所からのトンデモ転落芸などに日々励む、
若き出演者の皆様への、危険手当に違いありません。
(・・・じゃないだろな。)

ジャニーズも命がけです。

さておき。
田中聖クンには、フライングとかジャニ向きのファンタジックな演出が
ことごとく似合わないあたりに目を見張ってしまいました。
その姿は、もはや空飛ぶチンピラ!!(←褒めているのですが・・・。)
そのまま進め、田中聖、沼●町の大スター!!

でもって、本日はこちらがメインです。
全てが豪華でビックリするほど大掛かりな舞台、しかも全席無料!(対照的。)
TEPCO一万人コンサート17th 真説・山椒太夫
「世界劇 黄金の刻」
ラッキーにも抽選に当たったコムちゃんファンのお友達に誘って頂いて、
ムチャクチャありがたく思いながら行って参りました。
久方ぶりの武道館、MMさんのコンサート以来じゃないかなあ、と思う。
(いつの話だ。)
東京電力、ギザスゴス。
フルオーケストラと3000人の大コーラス隊、大江戸助六太鼓、それだけでも
大変なのに、里見浩太郎、麿赤兒、ダレン・リー、佐藤しのぶ、錦織健、
このジャンルを超えた豪華な顔ぶれを揃えて尚且つ、観客は全員ご招待。
もちろん、プログラムも無料配布。太っ腹すぎます。
(だからと言って、「TEPCO▲かり」にムリヤリ加入させられたり致しません。)

この舞台、「安寿と厨子王」が話の基。
安寿を牧瀬里穂さん、厨子王をコムちゃん、山椒太夫を里見浩太郎サンが演じます。
して、物語なのですが。
「安寿と厨子王って、こんなお話でしたっけ?????」
と、大混乱するほど、大胆に脚色されていたような・・・。(いや、いたんだな。)
イメージとしては、キムシンが安寿と厨子王を作・演出したらこんな風?
「善とは?!悪とは?!家族愛とは、そして人間とはーーー!!!」
力いっぱい、7000人の観客に主張してます。
ちなみに総監督は、作家で作詞家で演出家のなかにし礼氏です。

愛と正義で勇気りんりん、観音様のパワーで傷は癒えるわ死人が生き返るわ、
もう、なんでもアリです。で、このなんでもアリがこの舞台の醍醐味でして。
麿赤兒率いる大駱駝鑑と和太鼓のパフォーマンス、ダレン・リーの洗練されたダンス。

壮大なお伽噺の中に和洋折衷の表現をふんだんに織り交ぜた贅沢さは圧巻。
大雑把な括りではミュージカル仕立てなのですが、役者は一切歌いませんし、
俳優陣はぞれぞれの役をひたすら演じるのみ。
オペラ歌手がその役の心情を歌い、ダンサー陣はひたすら躍りで物語の世界を表現。
役者、歌手、ダンサー、それぞれが「完全分業」なのです。
コムちゃんのダンスが見られたなかったのはちょっと残念ですが、
厨子王の少年から青年時代まで通しで演じる上に里見浩太郎サマとの
大立ち回りまであるというのは、実に豪華じゃございませんか。
しかも武道館の宙をフライング!回転~♪するのですからそりゃあもう、
オイシイトコロ大判ぶるまいです。

やっぱりこーいうファンタジックなルックスの人
空を飛んだりペガサスにまたがったりするべきなんですよ。
(イヤ、特に誰が飛んだらいけないとは言ってないです・・・。)

これだけのもの、中々一度に見れるものではありません。
しかし、ひとつ注文をさせていただくのなら、武道館の固い座席にて
三時間ブットオシ、休憩ナシ、この状況はかなり身体に応えましたよ・・・。
観客席にはご高齢の方がやけに多かったのですが、浩太郎様のご活躍前に
途中リタイアされる方も結構いらっしゃいました。ムリもありません。
しかも暗い中でヨロヨロしながら武道館の急な階段を降りて行かれるものですから、
見ているこちらは生きた心地がしませんでした・・・。
(杖ついて前のめりでヨロヨロと降りられるんですよぉぉぉ。)
17回もやっている公演なのですから、そこいらあたり上手い仕切りで!
次回は休憩もアリでひとつ、お願いしたいものです。

とはいえ。
この豪華さで無料なんだから感謝しなけりゃバチが当たるというものです。
東京電力サマ、有難うゴザイマシタ。電気を大事に使います・・・。

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2007年8月23日 (木)

DANCIN’CRAZYを観た!

ブログ方式にしたのに、やっぱりなかなか更新しないのは、
最早、ワタシの性分なのだと、気がつきました。

本日、急遽、友人の代打で「DANCIN’CRAZY」を観る事が出来ました♪
自分では手配できず、もう、ゼッタイムリ・・・と早々に諦めをつけていた折も折、
思わぬ棚からボタ餅を、一人むしゃむしゃと強欲に咀嚼。

・・・まさに甘露のひとときを味わって参りました。

これも日々善行を積んでいるお陰?!とそこいら中のものに感謝、感謝。

いや、ホントに宝塚ファンやってて良かったなあ・・・。

公演の詳しい感想など、いずれはこちらに書くかも、知れません。
(はっきりとは言わないわ~。)
でも、これだけは、申し上げておきます。
コムちゃんはいわずもがな、ですが。

ワタルくんの女装たるや、
ベリークール!!!ギガントカワユス!!

でも相変わらず、男前で、力持ちでもいらっしゃいました・・・。

先ほど、夜遊びから帰宅した私に家人がひとこと。

「真飛聖が花組のトップスターになる!」
・・・教えたワケじゃないのに、どこで情報を仕入れたのか。

「それなのに、なぜ
ユ●ヒは~~~っっっ!!(滅多なこと言うな~~っっ)」
こんな業界じみた愚痴を自由意思で言うような子に躾けた覚えは微塵もないのですが。
そんな黒いことを言うような子に育てた憶えは・・・・・・。
キレイな夢の世界だけを教え込んだはずなのに・・・。
(キレイ事と偽善のドコが悪いとね?)

宝塚って、在団中に精一杯やり抜いた人間には、かけがえない存在証明を
与えてくれる場所なんだな~、と今宵改めて得心。

根底にある繊細で華やかな質感はいつまでも失われない。
しかも、再び集った細胞たちは、優雅なきらめく糸を連綿と繋いで、
新たな体系美を具現して魅せるような。

拍手喝采が雷雨の如く降り注ぐ舞台でした。
シンプルな衣装、装置でも、その色彩も芳香もみっしりと劇場に生い茂り、
絡みつくように力強く繁茂。

スバラシス、宝塚OGの皆様の、永遠の「リアル浮世離れ」。

家人には、明日にでも、無常な肩書きなどに拘泥するのは愚の骨頂
などと、みっちり、キレイな説教をかましたいと思う所存でございます。

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