読書

2008年5月31日 (土)

誠実にじっくりと書きました。

風薫る緑の季節のごあいさつとしてちっともふさわしくないのですが、ここんところ、みしみしとお寒うございますね。
雨粒がとつとつぴたん、と窓に貼りつき、灰色の雲がぼったりと重く家々の屋根と黒い電線の隙間を塗りつぶしています。
そんなちょっぴり残念なお天気の週末を少なからず有意義に過ごすため、本日はどなたにもお勧め出来るとても上質な一冊をご紹介。

03年川端賞受賞作の「スタンス・ドット」を収録し、連作短編集として04年に谷崎賞を受賞した「雪沼とその周辺」(堀江敏幸:新潮文庫)です。

雪沼とその周辺 (新潮文庫 ほ 16-2)

抑制の効いた端正な日本語で丁寧に綴られたこの短編集は、まるで熟練した職人が丹精込めて作った寄木細工のよう。
細工に適した反りや歪みの少ない木材をじっくり吟味し、物語に似合う色合いを緻密に配置しながら慎重に紡ぐことで生まれる、ひっそりとしたたたずまいの美しい小箱。

「雪沼とその周辺」に収録された7編の物語には、そのいずれにも「雪沼」という侘しい山間の町が登場します。
そこに関係を持ち、暮らす人々の上に降り積もる様々な「時」。
彼らに降り積もる「時」は決して彼らの悲しみや喜びを無闇に、声高に主張することをしません。
それぞれの人生模様を描く登場人物達と読み手との間には、どこか心地のよい距離が存在します。
読み手は「雪沼」という(私の想像では長野県の上の方にある)架空の町をおでこの上あたりにぼんやりと描きながら、「雪沼」を中心に袖刷りあうほどの縁で結ばれている、それぞれの作品の主人公たちの人生を、不可視のささやかなものとなって鳥瞰できるのです。かすかだけれど確かな息遣いをそこに感じながら。

この短編集に登場する主人公たちは、誰もがどこか懐かしさの漂う品々と、愚直なまで誠実に関わり合っています。
それはストライクを打つとすばらしい和音を奏でる時代遅れのボウリングセットであったり、不恰好だけれどもそれ自身が一番動きやすいように作られた古い機械であったり、古いレコード屋に置かれた、あたたかでまろやかな音を紡ぐ年代物の家具調ステレオであったり、決して灯されることのないたくさんのランプであったり・・・。

それらは誠実に扱われ続けて来た幸運な品々の、ほんの一部です。
他の品々は、どうぞ貴方が「雪沼」の入った小箱を開くその時、その手で触れて、その質感を、音を、そして匂いを、しっかりと確かめてみてください。

(いつものような、意味不明のあほあほ推薦文も読みたい方は、続きをどうぞ。)

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2008年4月30日 (水)

頭の中がカユいんだ

「うわ、おまえ汚いのう~~、今すぐ風呂入って頭洗えよ~~!!」

・・・ってな話じゃございません。

ワタシの趣味の一つに「考えごと」というのがございまして。
これがまたヒジョーに厄介な趣味で、収集がつかない時には明け方まで貴重な睡眠を妨げたりするのですが、往々にしてこの趣味はところかまわず発生した挙句にサッパリ収集のつかない事の方が多く、ワタシ、とても困っております。

なんというかな、このところもう少しばかりお利口になりたい、という欲望に負けて色々と脳の方に情報を入れてみたのですが、考えれども考えれども考えるにはまだまだ知識が足りず、足りないながらもそこから色々なことどもを考えうようとすると、世間には無体なほど正解の無いことどもばかりで、そうなるともともと容量の少ない私の脳もいいかげん疲弊いたしまして、先日、とうとう脳がヘソ曲げてシステム停止してしまったわけなんです。プシューー!!

人間の脳みその面倒くさいところは、パソコンみたいに順序よく情報整理が出来ないところではないでしょうか。
情報や記憶という、ひとつひとつのレコードにフラグを立てて項目ごとに関連付けて、使い勝手の良いデータベースに出来たら、脳内世界はどんなに至便快適かと。
自分の思考を効率良く体系化してから利用したらば、ラクチンじゃん!!と誰もが一度くらい思ったことありますよね。

・・・え?ありませんって?

GWの谷間に何ワケ分からん事ほざいとんねーん!!と叱られそうです。
わたしはGWの谷間より、胸の谷間の方が好きです。(どアホ。)

そんなわけで最近、己の無知と脳内情報整理力の乏しさに辟易とした私は、コンパクトな日本地図と世界地図を買いまして、ヒマなときにはそれをとろとろと煮込んでフウフウしながら食べたりしています。
・・・で、福井ってのは一体どこなんだ?!
(福井の皆さん、すみません。)

このように。
あんまりにアホ過ぎるわたしでも、コンパクト地図を買って手元に置いている利便はちゃあんとありまして、ガイチさんが今いらっしゃる広島県がどこにあるのか、PC起動してグーグルで地図検索する手間もなく、正確な位置がすぐわかるようになりました。

オオ!!広島!!東京から、むっさ遠いじゃないの!!
(もっと、大阪フーに近いものかと・・・。)

コレ、衝動的に行ったら、どんなけ運賃と時間(と、チケット代)かかるのよ・・・。
それくらいのことはわたしでも理解出来るので、ちょっぴり悲嘆に暮れました。
脳の故障中でも、お金の計算くらいはできましてよ。

衝動にまかせて動ける範囲で、かの地のお近くにお住まいの皆さま。
明日の「DRACULA」広島公演に是非、足をお運びくださいませ。決して損はさせません。
それ、私が決めるのか。しかも、今日は一体どういう話の流れなの。

ああ、今ごろガイチさんは、広島焼きか、もみじまんじゅうか。

こんな関連性を無視した思考パターンになってしまうのも、大雑把な脳内データベースに重大な不具合が生じ、関連のある項目とそうでない項目がランダムに抽出されるという厄介なバグを起こしているからに違いありません。なによこのウッカリ構文間違い、誰よこれ書いたSEは!!(私か。)

どうにも頭の中がカユいようなので、今から風呂入って、頭でもガシガシ洗います。
そして、すっかりサッパリしたところで、そーいえばまだ多分読んでいなかった中島らも氏の文庫、

頭の中がカユいんだ

を買ってこようと思います。

そう。コレは多分まだ読んでいなかった、ハズ。
ホレ、脳データベース(簡易版)が故障しているから、どの本を読んだか読んでないかも正確な情報を発見できませんの。実に不便ですなあ。
脳データベースの精密化について、よい処方箋をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非にご教示願います。

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2007年10月23日 (火)

無限大に巨大な悩み?!

日一日と肌寒さが増し、空気もすっかり秋めいて参りました。
夜風が薄い財布に沁みる今日この頃。
財布も薄ければ、日記に記すよなネタもない・・・。
うわああ~~~。なんて寂しいんでしょ。

寂しいフトコロでしたが、昨日久しぶりに書店をウロつきました。
給料日前ですから、500円玉プラス小銭少々で買える、
そして文学的見地から実がある、と私が判断する文庫本を探す事二時間弱。

早くも目的を忘れ、何度も角川文庫の前を行ったり来たり。
ロッキン・ホース・バレリーナ」(角川文庫:大槻ケンヂ)
ギターを抱えたゴスロリ少女の表紙を目の前に鼻息も荒く。
ああ、我等の恥ずかしい青春時代を見せてくれるつもりなのだな、オーケン!!
(決してゴスロリをしていた世代では。)
縫製人間ヌイグルマー」(ダ・ヴィンチ・ブックス:大槻ケンヂ)
こちらも早く文庫本にならないものか。
『糸ほつれ、綿もはみで、布やぶれ、体もげてさえ―綿いっぱいの愛と勇気を!
ぬいぐるみのヒーロー、縫製人間ヌイグルマー』(引用ヤバいな
。)
・・・もう、このコピーを見ただけで落涙。愛と哀しみ、残虐と気色わるさの
混沌ぶりが集約された超絶の帯文ではないですか。(誰が書いたの?)
いずれも「文学的見地から実」という今日の目的からすると若干ズレとる事は
本人重々わかっておりますので、「ロッキン・・・」は涙を飲んで、「縫製・・・」は
財布を眺めて次回に見送り。

そして、結局何を買ってきたのでしょうか、忘れん坊の私。
ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを
(ハヤカワ文庫:カート・ヴォネガット・ジュニア 浅倉久志・訳)

最近やっと、カート・ヴォネガットを読み始めた私は、そうよ18歳。(・・・。)
今さらながらにヴォネガットは読んでおかないとマズイなあと思い。
ひと月くらい前でしょうか、先ずは鉄板のこちらから読み始めたのです。

タイタンの妖女
(ハヤカワ文庫:カート・ヴォネガット・ジュニア 浅倉久志・訳)

その吸引力の強さに寝る事も忘れ一気に読破して翌日家人に叱られたと言う・・・。
(そら、明け方4時まで隣で読書灯点けてたら、鬱陶しい。)
さてここで、
「オマエは実に青いな。しっかり地に足つけて地道に生きとればそれでいいんじゃ。」
などと、沢山の方からお叱りを受けそうな私の巨大すぎる悩みを告白。
人はなぜ醜く争うのか。驕り昂ぶり、簡単に踊らされ、踏みにじるのか。
そんな無限大に巨大な悩みを抱えながら本書を読み進むうち、
わたくしはある不思議な感覚を覚えたのです。


・・・いつか私は、この本を夢で読んだことがあったのかも知れない。
私は確かに、「ウィンストン・ナイルス・ラムファード」が実行した、あまりにも荒唐無稽で
傲慢な行動のいくつかを、心の中に思い描いてみた事があった、と。

これはおそらくデジャヴなどでは決してなく、私ごときが暗中模索している事は多くの
先人達もまた同じように、気の遠くなるほどの昔から模索し続けているが故に起こった
偶然の一致に過ぎないのでしょう。
その長大(もっと四次元的なコトバが相応しいか?)な
「人の因業に思い悩むけどやっぱりミイラ取りがミイラな人類のモヤケ(←© オレの造語)」を、
ヴォネガットは、ワレワレの想像を遥かに超えた物語の中に紡ぎ出し、
まるで滑稽なのに、どこか懐かしく優しい悪夢のように描いて見せるのです。

圧倒的な想像力を具現化する力こそ、彼が天才といわれるゆえんであり、
この作品が多くの人に衝撃と感銘を与え続けている理由なのでしょう。

偉大なる先人がこんなに愛すべき作品を世に問うて50年。
相変わらず滑稽で哀しみに満ちた人類はモヤケながらどこへ向かうのやら、ですが。

上等の一冊は、上等の毛布のように心を柔らかに包み、しばしの自由を与えてくれます。
月の美しい秋の夜長、身体を暖かにして今まで手にとることのなかった本を読む、
・・・などという過ごし方をしてみるのはいかがでしょうか。

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2007年7月31日 (火)

皆さまにお勧めしたからには。

Nekojpg_1  「猫にかまけて」(町田康 講談社)

宣言どおり、先週の土曜日、本屋に走り、購入、
ワンシッティングで読了いたしました。

先ずはいつも通りにニヤニヤ、淡々と、アレ?なんだどうした?
思いもかけずに切なく、たろう、不覚にもオチオチと落涙。


勿論、マチダさんは、意図して、いわゆる、今日びの書き手売り手が
ナゼか?大好きな、(そしてナゼかウケている↓?????×∞)
「泣ける」ものを書かれたわけでは、ございません。

本書に書かれているのは、マチダ夫妻とネコちゃん達の日常です。
そもそも、マチダさんが奥様のご様子を書いたものが珍しい。
ファンにはコレ、とっても貴重。

マチダさんが愛猫達との日々について、いつものように面白おかしく、
どこか淡々と綴る内にも万事は無常に変遷して行きます。
マチダさん独特の諧謔味溢れる文体が、時に端正で静かなものに
取って替わるのが、痛切。おそらく、そうせざるを得ずに。

「鉄兜をかぶった落武者」のようなルックスのココア姐さん。
食事は卑屈、でもそれ以外の物事にはすべからく因業なゲンゾー、
たった14ヶ月の命。物分りがよく、それがむしろいじらしかった、
小さなヘッケ。(ネタばれやん。)
人を見たら先ず、殴るのが信条。気の強い新参チビネコの奈奈。

マチダさんちのネコちゃん達は、誰もがファンシーで、ユニークです。
マチダ夫妻の、極めて押し付けがましくない愛情に包まれて、
自由気ままに暮らしている様がとても羨ましいのです。
(ネコをマジ、羨ましがる。よいな、よいな。)

本書は、マチダファンでなくとも、ネコ好きの方であれば、どなたにでも
お勧めできる、読み物としても十分に質の良い一冊です。

そして、いつか私の念願が叶って、ネコと暮らす時は、その心構えとして、
本書をば、もう一度、紐解こうと思いマス。

・・・しかし、マチダサンが、その実、「何頭」のネコサン達のお世話を
しているのか、公式HPの日記を見るにつけ、ナゾ・・・。

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2007年7月27日 (金)

マイ・アイドルがおむづかりのおかんむり。

親しい友人にすら、敢えて「告白」したことはありませんでしたが、
ここ数年来、男性部門ではワタシのナンバーワンアイドル(?!)の座を
欲しいままにしているマーチダ・コウ氏が、昨夜から世間を賑わしてます。

「H袋氏、芥川賞作家を殴り、二週間の怪我を負わす」というアレです。

今のところ、事件の詳細についてはこちらの記事が一番分かり易いようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070727-00000003-sanspo-ent

実はここしばらく、「ふほっ・・・」の影響もあり、今後は定期的に
ワタシの好きな本でも紹介するかな、などと考えておりました。
そして、皆さんにお勧めするには、あまりといえばあまりに、アクが強すぎるけれど、

マイ・アイドル、マーチダ・コウ氏、初の長編小説、

パンク侍、斬られて候」(角川文庫)無謀にもコレを第一弾で行ってみようか??

と、紹介文の作成に取り掛かって、その作品世界の魅力を語る困難さに
震え上がっていた矢先の前述のニュースでございました・・・。

おそらく、文芸本コーナーが大好きな方以外は、ニュースを見ても、
「マーチダ・コウ」って誰???その作家、売れてるの??くらいに
思われた事と思いますが、マイ・アイドル、マーチダ・コウ氏は、
大変に著名な、気鋭の作家でいらっしゃいます。
野間文芸新人賞、新潮新人文学賞の選考委員なども勤めておられる、
最早、作家としては「中堅」を通り越し、そろそろ「大家」も近づいて来ている
立場の方でいらっしゃいます。

そして、何よりもまず、イケメンです。

作家としてのお顔以外に、パンク歌手、俳優としてのお顔もお持ちです。
(と、いうか、そもそもはパンク歌手から出発なさってます。)

ミュージシャン作家だからといって、間違っても、おふらんす辺りで、
元アイドル歌手と再婚してお暮らしになっている、あのような、
オサレな女性がサラーっと読むような路線の方?などと
早合点していただくと、大変に困ります。

マーチダ氏の作品、洒落のセンスは秀逸ですが、オトメゴコロをくすぐるような、
お洒落サラサラの恋愛小説をお書きになるような方ではございません。
むしろ、まったく持って、あちら側とは、無縁です。
その作品は、胃の腑に5キロの鉛玉をブチ込まれたかのように、五臓六腑で
受け止めねばならず、人によっては瀕死の重傷を負います。
唯一無二の衝撃的な文体世界を構築した、現代の鬼才。
文筆活動、音楽活動、いずれのファンにとっても、カリスマめいた存在です。
(私は文筆方面オンリーのファンですが。)

マーチダ氏の著書の根底に流れるベース音ともいえるもの。
機知に富んだ諧謔性と、人間風刺に満ちた鋭い、もはや鋭敏過ぎるほど
研ぎ澄まされた超絶の感覚。
独特のリズムと、登場人物達の冗長過ぎる、くねりくねった思考の混濁。
誰もがふと、迷い込んでしまいそうな日常の裂け目に、長く、長くたなびく
白いフンドシを想像してみてください。
そして、そのフンドシには、様々な色形で間断なく書かれた疑問譜が
のたちまわっているのです。そう、アナタの書いた疑問符も。
アナタはフンドシの端を掴み、高いビルの屋上から、それを雲間の
裂け目の間にくぐらせようともがくけれども、そのまま、天空の裂け目に
迷い込んでしまう・・・。

マーチダさんはその作品世界の、支離滅裂ともいえる、破壊性からは
真逆の、とても自省心の強い、なるたけ尋常たりえんとする、マジメで
一本気で誠実な方だと思うのです。
そうでなければ、かくも鮮やかに、現代の曼荼羅を思わせるような
作品世界が顕現する事はないはずだと、

私は勝手に解釈しております。

・・・我ながらなんちゅう、分かりづらい、いっかな具体性の無い、
ダメダメな作家紹介でしょうか。
これを読まれた、マチダ作品を読まれたことのなかった皆さまが、
「まあ、なんてステキ!!」と目を輝かせて、マーチダさんの作品を
手にとって下さるとは、到底思えません。

やっぱり、マーチダさんの作品世界のご紹介なんて、私の手には、
負えないのでした。

気を取り直しまして。
マーチダさんのご本、ワケわからなそうだし、キモそうだし、そんなのはちょっと・・・。
という方には、コレが一番お勧めかも知れません。

猫にかまけて

・・・って、ワタシがまだ読んでないのですが、コレ。(エエエ??)
でも、マーチダさんの、ネコちゃん達に対する、愛情がいっぱいつまった、
ステキなご本(のハズ)です。
(なんたって、読んでないのにススめてるという、とんでもないヤツだ。)
今、アマゾンのレビューを読んでたら、むしょうに欲しくなりました。
明日、買いに行きます。

ワタシが思うに、ここをご覧になって下さっている、ガイチさんファンの方で、
マチダさんの愛読者はおそらく居ないであろう、と踏んでいるのですが、
万一にもいらっしゃったら、ご一報ください。
たろうが、とてもよろこび、踊り、嬉しさのあまり、気絶眠、します。

そして、こんなにも、好き嫌いのハッキリする作家さんを勧めて、スミマセン。
(それだけ、スキだと言う事です。)

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